翻訳と辞書
Words near each other
・ アルセス本線
・ アルセナル
・ アルセナル VG 90
・ アルセナルFC
・ アルセナル・キエフ
・ アルセナル・サランディ
・ アルセナル・デ・サランディ
・ アルセナーリナ駅
・ アルセナーリナ駅 (キエフ地下鉄)
・ アルセナール
アルセナーレ・ディ・ヴェネツィア
・ アルセニェ・トデラシュ
・ アルセニエフ
・ アルセニオ・イグレシアス
・ アルセニオ・イグレシアス・パルド
・ アルセニオ・エリコ
・ アルセニシヴィリ
・ アルセニ・マルコフ
・ アルセニー・マルコフ
・ アルセニー・ロガショフ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アルセナーレ・ディ・ヴェネツィア : ミニ英和和英辞書
アルセナーレ・ディ・ヴェネツィア[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

アルセナーレ・ディ・ヴェネツィア : ウィキペディア日本語版
アルセナーレ・ディ・ヴェネツィア[ちょうおん]

アルセナーレ・ディ・ヴェネツィア()は、イタリアヴェネツィアにある中世の造船所跡。日本語でヴェネツィア国立造船所ヴェネツィア海軍工廠などと表記されることもある。ヴェネツィア共和国のヴェネツィアにある造船所を指すことが明らかな場合は、単にアルセナーレと表記されることが多い。
== 概要 ==
アルセナーレ・ディ・ヴェネツィアは、1104年ヴェネツィア共和国により設置された〔Silvio Giove (University of Venice), Paolo Rosato (University of Trieste), Margaretha Breil - A Multicriteria Approach for the Evaluation of the Sustainability of Re-use of Historic Buildings in Venice http://ageconsearch.umn.edu/bitstream/46625/2/91-08.pdf〕国立造船所である。オスマン帝国との戦争状態に入る15世紀頃がこの造船所の最盛期〔Elizabeth Griffith, Venice: The Model Turned Upside Down http://www.econ.upf.edu/ebha2004/papers/7A1.doc〕であり、凡そ2万人の労働者が勤務して1日に1隻のガレー船を建造していたとされる〔。産業革命が起こる数世紀前にも関わらず、アルセナーレではライン生産方式が取り入れられていた〔。中世に建造される船体にはオークカラマツモミが用いられることが一般的であった〔Eyüp Özveren & Onur Yıldırım, VENETIAN ARSENALE AND THE OTTOMAN TERSANE COMPARED http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.613.7720&rep=rep1&type=pdf〕。13世紀から16世紀頃まではカラマツ材やモミ材はラエティア・アルプスやカーニック・アルプスで産出されたものが使われた〔。後により北のハプスブルク帝国領からも輸入されるようになる〔。オーク材は産出地域が広く、ヴェネト地方やフリウリ地方、イストリア地方などヴェネツィア周辺が供給地であった〔。アルセナーレ内にはロープや帆布を製造する工場や製鉄所も設けられていた〔。第一次世界大戦の頃から生産量は縮小され、第二次世界大戦後には造船所としての機能が放棄されるに至る〔。1983年より文化遺産保護当局により保全修復作業が行われており、一部がなどとして公開されている以外は未公開の遺構として保存されている〔。現在、この造船所跡の大部分はイタリア海軍が管理〔アルセナーレの歴史と現在 http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~fujikawa/13/sl/sl1304.htm〕しており、総面積45,550m2、うち陸上面積23,239m2である〔ARSENALE (ALIQUOTA) http://www.difesa.it/BeniImmobili/Pagine/BeneImmobile136.aspx〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アルセナーレ・ディ・ヴェネツィア」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.