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アルゼンチンアリ(亜爾然丁蟻) ''Linepithema humile'' はハチ目アリ科カタアリ亜科アルゼンチンアリ属に分類されるアリの一種。その性質から駆除や根絶が容易ではなく、果樹を食害し、人間を含む他生物の巣に侵入してきてその住人を襲い、そこから追い出し時には絶滅に追いやる、その結果間接的に生態系を破壊するなど、このうえもなく厄介なことで世界的に有名である。世界の侵略的外来種ワースト100(IUCN, 2000) 選定種であり、日本の侵略的外来種ワースト100選定種でもあり、特定外来生物にも指定されている。 本種は最初にドイツの昆虫学者グスタフ L. マイヤーにより、1866年にブエノスアイレス近郊で模式標本が採集され、''Hypoclinea humilis ''として記載され、短期間''Iridomyrmex'' 属に分類された後、1990年代初期に現在の属へ移された。 == 分布 == 南アメリカ(アルゼンチン北部、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部)が原産地とされるが、現在アメリカ合衆国内ではフロリダ半島を中心とする合衆国本土南東部とカリフォルニア州を中心とする地域、オセアニアにおいてはニュージーランド、イースター島、オーストラリア、ハワイなどほぼ全域で、その他ヨーロッパ、南アフリカで生息が確認されている。 アジアでは記録がなかったが、1993年に日本の広島県廿日市市で初めて採集され、広島市、大竹市、呉市、府中町、山口県岩国市といった周辺地域での定着も確認された。その後兵庫県神戸市のポートアイランド、愛知県田原市、豊橋市〔「アルゼンチンアリ」豊橋で初確認 県内では6年前の田原以来 2011/11/30 東愛知新聞〕、岐阜県各務原市、神奈川県横浜市、京都府京都市伏見区〔南米原産アルゼンチンアリ、伏見で繁殖拡大 2012年04月02日 16時02分 京都新聞〕でも生息が確認され、現在11都府県で繁殖が拡大している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルゼンチンアリ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Argentine ant 」があります。 スポンサード リンク
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