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アルバトロス級コルベット()は、イタリアが第二次世界大戦後初めて建造したコルベットである。同国海軍のほか、オランダ海軍やデンマーク海軍でも運用された。 == 概要 == アルバトロス級コルベットは8隻が全てイタリアで建造されたが、NATOの相互防衛援助協定(Mutual Defense Assistance Act)に基づいてアメリカが資金援助を行い、1隻がオランダ海軍、4隻がデンマーク海軍に供与され、デンマークにおいてはトリトン級コルベット()と呼ばれた。ただしオランダ海軍に供与された1隻は1961年に同国海軍を退役し、一旦書類上でアメリカに返還された上でイタリア海軍に売却された。 主砲としては76mm両用砲2門を搭載したが、その構成は当初運用国によって異なる。アルバトロス級ではイタリア国産のSMP3ソヴラポスト 連装砲が搭載されたが、これは動作不良が続発したことから、1963年に40mm連装機銃に換装された。一方、トリトン級ではM/55単装砲 が搭載されたが、これも同時期にM/60単装砲に換装された。なおイタリア海軍では、主砲換装の際に、3連装対潜短魚雷発射管2基を搭載する改修も行っている。 アルバトロス級コルベットは、イタリア海軍において対潜哨戒や警戒・監視を主な任務としていたほか、士官候補生の訓練艦としても利用された。 イタリア海軍においては1986年に1番艦アルバトロスが退役し、他の3隻も1992年には全て退役した。デンマーク海軍においてはイタリア海軍よりも早く、1975年から1981年にかけて4隻全てが退役した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルバトロス級コルベット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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