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アルヒ : よみがなを同じくする語

ARUHI
ある日
ある日……
ある日、アヒルバス
ある日、爆弾がおちてきて
或る日
アルヒ : ウィキペディア日本語版
アルヒ

アルヒ(、)とは、モンゴル製のウォッカを指す。モンゴリアン・ウォッカとも呼ばれる。
また、家畜から作られる伝統的な蒸留酒もアルヒと呼ばれ、モンゴルや中国内蒙古自治区で作られている。

== 2つのアルヒ ==
いずれのアルヒも蒸留酒であるが、その原材料により2種類に大別される。ひとつは家畜乳由来のアルヒでシミーン・アルヒと呼ばれ、もうひとつは穀物由来のアルヒでツァガーン・アルヒと呼ばれるものである。
; シミーン・アルヒ(、)
: アラックの流れをくむ蒸留酒で〔玉村豊男 編『焼酎東回り西回り』紀伊國屋書店、1999年、ISBN 4877380671、p.83-90〕、地方の遊牧民がもっぱら自家用に作っていたものである。
アルヒはヤギヒツジウシの乳を発酵させた酸乳を蒸留し作られる。15リットルの酸乳からアルコール度数7パーセント程度のアルヒが3リットル程度得られるが、原料の乳の種類や作り方によって色味や品質は様々である〔。普通は一度の蒸留で飲まれるが、より質を高めるために再蒸留することもある。風味はほんのりと乳臭い。
大量の原料乳が必要なのは当然として、蒸留のために大量の燃料(家畜の糞。モンゴルでは木材が手に入りにくいため、木材はめったに燃やさない。)と水を必要とする。そのため収量も少なく稀少品の範疇に入る。観光客が口にできる機会は殆ど無かったが、近年、企業ベースでの製造、販売が始まった。
企業が作るアルヒはアルコール度数が20-40度と高く、専ら中国の都市部で消費されている〔。
; ツァガーン・アルヒ(、)
: 当時のソビエトロシア)から輸入されるウォッカに対抗して、モンゴル国内で製造されるようになったアルヒ。ツァガーンは「」を意味する。地方の町や首都ではごく普通に購入出来る。単に「アルヒ」と言う場合は、このツァガーン・アルヒのことを指す。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アルヒ」の詳細全文を読む




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