翻訳と辞書
Words near each other
・ アルピコグループ
・ アルピコタクシー
・ アルピコタクシーグループ
・ アルピコハイランドバス
・ アルピコホールディングス
・ アルピコ交通
・ アルピコ交通上高地線
・ アルピスタ
・ アルピタン
・ アルピタン語
アルピデム
・ アルピナ
・ アルピナ (アイウェア)
・ アルピナ (曖昧さ回避)
・ アルピナ・B3ビターボ
・ アルピナ・B4ビターボ
・ アルピナ・B5
・ アルピナ・B6ビターボ
・ アルピナ・B7ビターボ
・ アルピナ・B8


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アルピデム : ウィキペディア日本語版
アルピデム

アルピデム(Alpidem、商品名Ananxyl)は、睡眠薬として知られるゾルピデムと同族の、族の抗不安薬である。しかしゾルピデムとは異なり、常用量では鎮静作用を生じず、むしろ特に不安障害の治療に用いられた。〔Zivkovic B, Morel E, Joly D, Perrault G, Sanger DJ, Lloyd KG. Pharmacological and behavioral profile of alpidem as an anxiolytic. ''Synthelabo Recherche'', L.E.R.S., Bagneux, France. 1990 May;23 Suppl 3:108-13. PMID 1974069〕〔Sanger DJ, Zivkovic B. Discriminative stimulus effects of alpidem, a new imidazopyridine anxiolytic. ''Synthelabo Recherche'', Bagneux, France. 1994 Jan;113(3-4):395-403. PMID 7862851〕
アルピデムは、サンテラボ(Synthélabo、サノフィと合併した)が開発した。フランスでは1991年に認可された。アメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を得る臨床試験は1992年に中止され、FDAに承認されたことはない。1994年にはフランス市場からも撤退し、世界のどの市場にも認可されていない。〔 WHO Drug Information Vol. 8, No. 2, 1994, page 64
アルピデムは、ベンゾジアゼピン受容体のα3受容体サブタイプに選択的であって、α1サブタイプへのは小さい作用(それぞれ0.33nMと1.67nMのKd)であることが知られる〔Langer SZ, Arbilla S, Benavides J, Scatton B. Zolpidem and alpidem: two imidazopyridines with selectivity for omega 1- and omega 3-receptor subtypes. ''Advances in Biochememical Psychopharmacology''. 1990;46:61-72.〕〔Langer SZ, Arbilla S, Tan S, Lloyd KG, George P, Allen J, Wick AE. Selectivity for omega-receptor subtypes as a strategy for the development of anxiolytic drugs. ''Pharmacopsychiatry''. 1990 May;23 Suppl 3:103-7.〕。しかしアルピデムの化学構造は、ベンゾジアゼピンとは関係がなく、時に非ベンゾジアゼピン系と呼ばれる〔Diamond BI, Nguyen H, O'Neal E, Ochs R, Kaffeman M, Borison RL. A comparative study of alpidem, a nonbenzodiazepine, and lorazepam in patients with nonpsychotic anxiety. ''Psychopharmacology Bulletin''. 1991;27(1):67-71.〕。
==適応==

アルピデムは、いかなる適応症も認可されていない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アルピデム」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.