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アルファマ
アルファマ(Alfama)は、ポルトガル・リスボンの旧市街。行政区の一つ。サン・ジョルジェ城とテージョ川の間の丘陵に広がる。名前の由来はアラビア語の''Al-hamma''、「泉」もしくは「風呂」を意味する。多くのファド酒場やレストラン、重要な歴史的建造物がたつ。 ムーア人支配時代、アルファマは市の中心地で、のち西側へ拡大した(隣はバイシャである)。アルファマは漁師と貧民が多く住んでいた。1755年のリスボン地震でアルファマは被害を受けず、狭い路地の迷路と小さな広場という、絵になるような光景が残った。古い邸宅の修繕や、新たにファドの聴けるレストランができている。 アルファマを見下ろすのは、16世紀まで王宮であった中世の城サン・ジョルジェ城である。アルファマの急勾配は、近くのミラドゥロ・デ・サンタ・ルジア教会の名にちなみミラドゥラスと呼ばれる、市を眺めるテラスである。教会の近くには17世紀の美しい内装を保存した装飾博物館がある。 アルファマにある教会には、市内最古のリスボン大聖堂(12世紀から14世紀の建築)、グラサ修道院(18世紀)、サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ修道院(16世紀後半から18世紀)、バロック様式のサンタ・エングラシア教会(17世紀)がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルファマ」の詳細全文を読む
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