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アルファロメオGTV(''Alfa Romeo GTV'' )は、イタリアの自動車会社アルファロメオが製造したクーペ型の乗用車。 アルフェッタGTV以来、長い間途絶えていたアルファ伝統の車名を復活させたスポーツクーペである。 == 特徴 == 外装デザインはイタリアの代表的カロッツェリアの一つ、ピニンファリーナに在籍していたエンリコ・フミアの手による。 ウェッジシェイプの低いフロントノーズとキックアップした高いテールを結ぶ、フロントフェンダー下部からリアトランクに至る大胆な斜めのキャラクターラインが大きな特徴。 プロジェクターランプを用いた丸目4灯のヘッドライトは、同じエンリコ・フミアによるアウディベースのショーモデルPininfarina Quartz(1981)を想起させる。 フィアット・ティーポ等と同じ「ティーポ2」のプラットフォームをベースとした横置きエンジンの前輪駆動車で、GTVのロードスターバージョンと言えるスパイダー(916)とプラットフォームを共用する。 ボディサイズは全長4,290mm、全幅1,780mm、全高1,315mmで、ホイールベースは2,540mm。 サスペンションはフロントが155サルーンベースのマクファーソン・ストラットであるが、リアはこのモデル用として新たに開発されたマルチリンクとなっている。 乗車定員は4名だがリヤシートは狭く、2+2のスポーツクーペの域を出るものではない。 トランク容量も外観から想像するよりかなり狭く、また開口部の前後長も短いため実用的とは言い難い。 (最終型はトランク床面下にパンク修理剤とエアーポンプを装備してスペアタイヤが廃止されたため、僅か実質的な容量が増えた) GTVとは、Gran Tourismo Veloceの略で、速いGTカーを意味する。尚、現在は途切れてしまったがGTVはアルファロメオ伝統のネームである。 1994年のモンディアル・ド・ロトモビルで正式発表。日本国内には1996年から導入され、2006年まで販売された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルファロメオ・GTV」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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