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アルフォンソ9世(Alfonso IX, 1171年8月15日 - 1230年9月23/24日)は、レオン王(在位:1188年 - 1230年)。レオン王フェルナンド2世の長男で、唯一成人した男子。母はポルトガル王アフォンソ1世の娘ウラカ。 1188年に父フェルナンド2世の死により王位を継承した。同族の従兄であるカスティーリャ王アルフォンソ8世とは対立しており、1195年にムワッヒド朝への敗北に付け込んでカスティーリャ王国を攻めた。間もなく和睦したが、ナバス・デ・トロサの戦いには参戦していない(配下の騎士達は参戦した)。 1217年に元王妃ベレンゲーラの弟エンリケ1世が夭折した後、カスティーリャ王位には一時ベレンゲーラがつくが、アルフォンソ9世の許にいた息子フェルナンド3世を呼び寄せて、同年のうちに王位につけた。フェルナンド3世はアルフォンソ9世の死後にレオン王位も継承し、以後カスティーリャとレオンの王位は統合された。 アルフォンソ9世は、1188年にヨーロッパ初とも言えるコルテス(身分制議会)を召集した人物である。また、1218年にサラマンカ大学を創設している。 == 結婚と子女 == ポルトガル王サンシュ1世の娘で従妹に当たるテレサ(, 1181年 - 1250年)と1191年に結婚し、1男2女をもうけたが、この結婚は教皇によって無効とされた。 次いで1197年に、カスティーリャ王アルフォンソ8世の娘ベレンゲーラと結婚した。この結婚では以下の子女を含む2男3女をもうけており、また夫婦仲も円満であったが、教皇の干渉により離婚を余儀なくされた。 * フェルナンド3世(1201年 - 1252年) - カスティーリャ王・レオン王 * アルフォンソ(1203年 - 1272年) - モリナ公 * ベレンゲラ(1204年 - 1237年) - エルサレム王ジャン・ド・ブリエンヌと結婚 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルフォンソ9世 (レオン王)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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