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Red No.40 ===========================
アルラレッドAC (Allura Red AC) は、赤色に着色することのできる着色料。食用タール色素に分類される合成着色料である。通称赤色40号(あかいろよんじゅうごう)。分子式はC18H14N2Na2O8S2、分子量496.43。CAS登録番号 : 25956-17-6。酸化や還元に弱い。多量のビタミンCや糖と反応することがあるので食用の際には注意する必要がある。 主に工業製品の着色用途や食品添加物として使用される。旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している〔厚生省「表5 食品添加物の年齢別摂取量」マーケットバスケット方式による年齢層別食品添加物の一日摂取量の調査 (平成12年12月14日 厚生省) (日本食品化学研究振興財団)〕。食品用途には、清涼飲料水や駄菓子への使用が多い。 2007年、英国食品基準庁は、食品添加物の広域スクリーニングでアルラレッドを含む数種類の合成着色料と合成保存料の安息香酸ナトリウムを同時に摂取した場合に関連が見られた為、注意欠陥・多動性障害の子供はこの合成着色料を含む合成着色料は避けたほうがいいと勧告し〔Agency revises advice on certain artificial colours (英語) (Food Standards Agency)〕2008年4月、英国食品基準庁(FSA)は注意欠陥・多動性障害 (ADHD) と関連の疑われるタール色素6種類について2009年末までにメーカーが自主規制するよう勧告した〔Board discusses colours advice (Food Standards Agency, Friday 11 April 2008)〕。ガーディアン紙によれば、この政府勧告による自主規制の前に、大手メーカーは2008年中にもそれらの食品添加物を除去する〔EU plans warning labels on artificial colours (The Guardian, August 11 2008)〕。 * 自主規制対象のタール色素:赤色40号、赤色102号、カルモイシン、黄色4号、黄色5号、キノリンイエロー 2008年3月には欧州食品安全当局 (EFSA) は同じ研究報告を評価し、観察された影響の臨床上の意義が不明なことや、研究結果の一貫性の無さ、小さなエフェクトサイズの意義が不明なこと、用量反応性の情報がないこと、食品添加物の行動への影響を誘発させる生物学的メカニズムが考えられないことを挙げ、ADIを変更する根拠にはならないとしている〔EFSA evaluates Southampton study on food additives and child behaviour (European Food Safety Authority, 14 March 2008) 〕。しかし、4月イギリスは再び排除すべきだと勧告を行い〔、8月には欧州は摂取量の見直しをはじめ「注意欠陥多動性障害に影響するかもしれない」という警告表示がされることになると報道された〔。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルラレッドAC」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Allura Red AC 」があります。 スポンサード リンク
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