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アル=アクサー・モスク ( ) は、エルサレム旧市街の「神殿の丘」あるいは「ハラム・シャリーフ」()と呼ばれる聖域の南に、ウマイヤ朝時代に創建されたモスクである。銀のドームとも呼ばれる。 「アル=マスジド・アル=アクサー」とは「遠隔のモスク」の意味で、クルアーン17章1節の預言者ムハンマドがミウラージュの奇跡において天馬ブラークに跨がり昇天したのを記念するためにつくられた。705年から709年にかけてウマイヤ朝のワリード1世によって建設された。しかし、13世紀および15世紀に火災などによって幾度も再建や改築されており、岩のドームや預言者のモスクと異なって創建当時の面影はミフラーブ手前のドームの壁面を除くとほとんど残されていない。 マッカにある預言者のモスク(白亜のモスク)、ウマイヤド・モスクなどと並ぶイスラーム最初期につくられたモスクのひとつである。当初は現在のカアバ以前のイスラム教の最高聖地だった。最初キブラはここの方向に定められた。このモスクのキブラの壁面はハラム・シャリーフの南側の境壁に一致している。近接して、真北130mほどのところ、ハラム・シャリーフの中央に岩のドームがある。 立地はイスラエル領内であるが、管理はヨルダン宗教省がワクフとして行っている。また、ヨルダンは1924年、1964年、1994年とモスクの修復作業を施している。 ==脚注== 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アル=アクサー・モスク」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Al-Aqsa Mosque 」があります。 スポンサード リンク
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