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アル・ダウニング(Alphonso Erwin Downing , 1941年6月28日 - )は、元MLBの投手。左投げ右打ち。アメリカ合衆国ニュージャージー州トレントン出身。 ハンク・アーロンにベーブ・ルースの記録を破る通算715号本塁打を打たれた投手として知られる。 ==経歴== にニューヨーク・ヤンキースと契約し、7月19日の対ワシントン・セネタース戦に先発しメジャーデビュー。しかし1回0/3、5失点で敗戦投手となった。3年目のに初勝利を挙げ、その年から5年連続で2ケタ勝利を記録。1963年・にはワールドシリーズに出場した。にはMLBオールスターゲームに初出場。同年8月11日の対クリーブランド・インディアンス戦の2回裏には、メジャー史上13人目の3者連続3球三振を達成した。 初めに速球の投げ過ぎから肩を故障し、シーズン途中にマイナーリーグ降格も経験した。その後はかつての勢いのある速球は姿を消し、スローカーブやスクリューボールなど変化球で勝負するスタイルに変え、オークランド・アスレチックス、ミルウォーキー・ブルワーズと移籍するが活躍できないシーズンが続いた。 にロサンゼルス・ドジャースに移籍し、20勝9敗、防御率2.68と復活し、カムバック賞を受賞。サイ・ヤング賞の投票ではファーガソン・ジェンキンス、トム・シーバーに次ぐ3位だった。 4月8日、アトランタ・フルトン・カウンティ・スタジアムで行われた対アトランタ・ブレーブス戦に先発。4日前の試合でベーブ・ルースに並ぶ通算714号本塁打を打ったブレーブスの4番ハンク・アーロンと対戦することになった。2回裏の第1打席は四球で歩かせ、53,775人の大観衆からブーイングを浴びた。ノーアウト1塁で迎えた4回裏の第2打席に、メジャー新記録となる715号本塁打を打たれた。 1974年は5勝を挙げワールドシリーズにも出場したが、は2勝、は1勝に終わり、7月21日にドジャースから解雇され引退した。 通算成績 405試合登板 123勝107敗 1639奪三振 防御率3.22 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アル・ダウニング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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