翻訳と辞書
Words near each other
・ アル・ナーヤン・スタジアム
・ アル・ネジメSC
・ アル・ハカム
・ アル・ハサカ
・ アル・ハサン・アル・ヤミ
・ アル・ハゼン
・ アル・ハッジ
・ アル・ハッターブ
・ アル・ハマザーニー
・ アル・ハマダニア・スタジアム
アル・ハマダーニー
・ アル・ハムラ・タワー
・ アル・ハヤト
・ アル・ハヤート
・ アル・ハラム・モスク
・ アル・ハラーム・モスク
・ アル・ハリケーン
・ アル・ハリントン
・ アル・ハリーリー
・ アル・ハルツーム・バフリ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アル・ハマダーニー : ミニ英和和英辞書
アル・ハマダーニー[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

アル・ハマダーニー ( リダイレクト:ハマザーニー ) : ウィキペディア日本語版
ハマザーニー[ちょうおん]

バディー・アッザマーン・ハマザーニー ( بديع الزمان الهمذاني, Badi' al-Zamān al-Hamadāni or al-Hamadhāni969年 - 1007年 ) は、ムスリムの詩人、著作家。中世イスラーム世界で生まれた文学ジャンルのマカーマの創始者として知られる。
== 生涯 ==
ブワイフ朝時代のハマダーンに生まれる。クーファ学派に属する文法学者のイブン・ファーリスなどに師事し、早くから詩作や語りに才能をみせる。抜群の記憶力をもち、ペルシア語の詩を容易にアラビア語に訳したり、書簡文を終わりから逆に書いたり、散文と韻文の相互変換などを自在にこなした。即興の語りも得意とし、ジャーヒリーヤ時代から伝わる説教に修辞を施したり、物語性のある説教も創作できた。ニーシャープールでは、大物の文人だったフワーリズミー(天文学や数学で著名な人物とは別)と公開論争をして負かしている。
やがて、アレクサンドリア出身の人物を主人公とし、その悪事を語り手が伝えるという形式の物語集『マカーマート』を生み出した。彼の文芸は評判を呼び、「バディー・ウッ・ザマーン」(時代の驚異)と呼ばれるようになる。マカーマ文学はアラビア語文学に大きな影響を与えたが、ハマザーニーが旅行好きだったこともあり多くの原稿が失われ、現在では50数話が残るのみとなっている。大きな公職にはつかず、ガズナなど各地を放浪したのち、最後はヘラートで死去した(卒倒して仮死状態のまま埋葬されたという)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハマザーニー」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.