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アル=カーシー : ミニ英和和英辞書
アル=カーシー[じゃむしーど ぎやーすっでぃーん ある かーしー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

アル=カーシー : ウィキペディア日本語版
アル=カーシー[じゃむしーど ぎやーすっでぃーん ある かーしー]
アル=カーシー(ジャムシード・ギヤースッディーン・アル・カーシー Ghiyāth al-Dīn Jamshīd Masʿūd al-Kāshī (or al-Kāshānī) )は、ペルシア天文学者数学者1380年1429年)。サマルカンドを中心に活動した。
== 人物 ==
ペルシアのカシュアンに生まれる。1406年には天体観測をおこない、月食を観測した。ティムール朝ウルグ・ベクに招かれてサマルカンドへ移り住んでからは、マドラサや天文台で働いた。驚異的な計算力で知られ、1424年の著作『円周論』では、小数点第16位まで円周率の近似値を求めている。
1427年には『計算法の鍵』という著作をあらわし、アラビア数学代数学算術についてまとめた。この本には、10進小数についての解説や、n乗根を求める方法、1次の正弦の値を求めるための3次方程式の解などが書かれている。これにより、掛け算などの過程は、現在とほぼ同じものとなった。また、精密な三角関数表を作成し、余弦定理三角測量に使いやすくした。このためフランスでは、余弦定理を「アル・カーシーの定理」(''Théorème d'Al-Kashi'') と呼ぶ。天文表(Zij)を作り、アル=カーシーの方法にならった正弦表は、ウルグ・ベクやサマルカンドの天文学者たちに利用された。を計算するためのアナログコンピュータも作ったとされる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アル=カーシー」の詳細全文を読む




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