|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
アル=ワリード・ビン・タラール・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード( , ラテン文字表記:Al-Walid bin Talal bin Abdul Aziz Al Saud, 1955年3月7日 - )は、サウジアラビアの王家サウード家の一員で起業家、投資家。日本のマスコミでは、ワリード・ビンタラール王子と呼ばれることも少なくない。 株式および土地への投資によって富を築いた。アメリカ人(及びアメリカへの移民)以外で最も成功した投資家である。2006年時点で資産は米ドルでおよそ200億ドルであり、世界で8番目の資産家、アラブ世界では一番の資産家である。2008年の総資産は133億ドルで、世界長者番付22位となっている。『タイム』誌によって「アラブのウォーレン・バフェット」と名づけられた。 祖父はサウジアラビアの初代国王アブドゥルアズィーズ・イブン・サウード、父は王位継承権を放棄したタラール王子、母はモナ・アッ=スルフ王女(父はレバノンの初代首相リヤード・アッ=スルフ)。サウジアラビアの第2代国王サウード・ビン・アブドゥルアズィーズのダラール王女を含め3度の婚姻歴があるが、現在は独身で子供と3人で暮らしている。 リヤド士官学校を経てアメリカのメンロ大学、シラキュース大学に留学し、帰国後に事業を開始した。投資事業拡大により資産が40億ドルを超えて、サウジアラビア一の富豪になった。 リヤドにあるサウジアラビア一のビル(高さ303m)キングダムセンターの最上階に執務室がある。このビルならびにキングダム・ホールディング・カンパニーのオーナーである。 2007年11月12日、エアバス社の最新鋭旅客機A380を3億ドルでプライベート機として購入した。1億ドルの改装費をかけ、機内には2つのダイニングやゲームルーム、主寝室などを設置した。ミサイル防衛システムなども装備しており、エアバス社では"The Flying Palace"(空飛ぶ宮殿)と呼んでいる。 2015年12月、自身のツイッターでイスラム教徒入国禁止発言をした米共和党のドナルド・トランプ大統領候補のアカウントに「おまえは共和党だけでなく全米の恥だ。おまえの勝利はありえないから大統領選から撤退しろ」(You are a disgrace not only to the GOP but to all America. Withdraw from the U.S presidential race as you will never win.)〔https://twitter.com/Alwaleed_Talal/status/675390247165915137〕と罵るメッセージをおくり、トランプから「まぬけ王子」と罵り返されるなど応酬を繰り広げて注目された。 == 参考文献 == * リズ・カーン『アラビアのバフェット"世界第5位の富豪" アルワリード王子の投資手法』パンローリング社、2007年、 ISBN 978-4-7759-7092-8 * 前田高行『アラブの大富豪』(新潮社(新潮新書)、2008年、ISBN 978-4106102516) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アル=ワリード・ビン・タラール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|