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アレクサンドル・ドラグノフ : ミニ英和和英辞書
アレクサンドル・ドラグノフ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


アレクサンドル・ドラグノフ : ウィキペディア日本語版
アレクサンドル・ドラグノフ
アレクサンドル・アレクサンドロヴィチ・ドラグノフ(、1900年3月6日ユリウス暦2月21日) – 1955年2月21日)は、ソビエト連邦言語学者
中国では竜果夫()と呼ばれる。中国語の音韻史・文法・方言・ラテン文字表記のほか、研究範囲は非常に広い。
== 生涯と業績 ==
ドラグノフはサンクトペテルブルクで生まれ、レニングラード大学(現サンクトペテルブルク大学)を卒業、同大学の教授であった。ドラグノフの妻(エカテリーナ・ニコラエヴナ・ドラグノヴァ、竜果娃、1901-1964)も中国語学者であり、夫婦での共著も多い。
ドラグノフの業績は多方面にわたる。
中国語の音韻史に関しては、中古音の咍灰覃韻の主母音をベルンハルド・カールグレンらが () としたのに反対して、これを に近い音に修正する案を示した。
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ドラグノフはパスパ文字ペルシャ文字資料を使って元朝の中国語の音を研究した。また、西夏文字文献も研究した。
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チベット語の音韻史の研究も行った。
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ドラグノフ夫妻は湖南省湘潭湘郷方言を研究して、湘語を当時のいわゆる中国語五大方言区から独立した第六の方言区とした。
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ドラグノフ夫妻は1930年代以降ドゥンガン語を研究した。
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: 橋本萬太郎による邦訳「東干語について」(『中国語学』220、1974年)あり。
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ドラグノフはドゥンガン語のラテン文字による正書法の制定に参加した〔。また、ラテン化新文字の制定にもかかわった。
中国語文法に関する主著は1952年の『現代中国語文法の研究』である。この著作でもドゥンガン語を頻繁に利用している。また、ミュリー神父による熱河方言の研究を利用している。
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: 『現代漢語語法研究』の題で中国語に翻訳されている。日本では橋本萬太郎により一部分が邦訳されている。(『中国語学』1957)
「中国民族語の音節構造」は没後に発表された(夫婦での共著)。
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: 橋本萬太郎による紹介あり(『中国語学』55、1956年)。
『現代中国語口語の文法体系』は第二次世界大戦中の1941年に書かれたものだが、ドラグノフの没後、教え子のセルゲイ・ヤホントフによって編集出版された。
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中国語文法研究においてもドゥンガン語の資料を大いに活用した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アレクサンドル・ドラグノフ」の詳細全文を読む




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