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アレクセイ・レオニードヴィチ・パジトノフ(、Alexey Leonidovich Pajitnov または Aleksei Leonidovich Pazhitnov、1956年3月14日 - )はロシア生まれアメリカ合衆国在住のコンピュータ技術者。 ソビエト連邦のR&Dセンターであるソビエト社会主義共和国連邦科学アカデミーのコンピュータ部門で働いていた時、『テトリス』を開発した。 == 人物 == アレクセイ・パジトノフは1984年、ドミトリー・パバロフスキーとバジム・ジェラシモフの助けを借りて『テトリス』を制作した。ゲームはソビエト連邦内に流通し、1986年には西側諸国にも広まった。またパジトノフは『Welltris』という『テトリス』の続編を作った。このゲームは『テトリス』と同じ原則だが、上から見える「ボード」のある3次元コンピュータグラフィックスを使ったものになっていた。ソビエトの官僚は、『テトリス』のライセンス取得やマネージメントを行い「ロシアより愛をこめて(NESでは「ロシアより楽しさをこめて」)」というキャッチコピーで売り出した。パジトノフ本人はソビエト政府の一員だったために特許をとることができず、Vladimir Pokhilkoと共にアメリカ合衆国へ渡り、ヘンク・ブラウアー・ロジャースと共にザ・テトリス・カンパニーを立ち上げた。 パジトノフは『ヨッシーのクッキー』のSuper Nintendo Entertainment System版のデザイン協力に携わり、伝統的なジグソーパズル要素のある『Pandora's Box』というゲームもデザインした。 1996年にマイクロソフトに入社したパジトノフは、Microsoft Entertainment Pack: The Puzzle CollectionやMSN Mind Aerobics、MSN Gamesといったグループで活躍した。 パジトノフの最新作であるHexicとHexic HDはすべてのXbox 360プレミアムパッケージに入っている。2005年にマイクロソフトを退社。同年8月18日WildSnake Software はパジトノフと共同でパズルゲームを制作することを発表した。 2011年の時点では、ロシア科学アカデミーに在籍し、本人が設立したアメリカのゲーム会社ザ・テトリス・カンパニーを運営している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アレクセイ・パジトノフ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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