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アレックス・コレチャ : ミニ英和和英辞書
アレックス・コレチャ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


アレックス・コレチャ : ウィキペディア日本語版
アレックス・コレチャ

アレックス・コレチャÀlex Corretjaカタルーニャ語発音:  アレックス・クレッジャ、1974年4月11日 - )は、スペインバルセロナ出身の男子プロテニス選手。シングルス自己最高ランキングは2位。ATPツアーでシングルス17勝、ダブルス3勝を挙げた。身長180cm、体重72kg、右利き。
1998年2001年の2度、全仏オープンの男子シングルスで準優勝した。ATPツアー世界選手権優勝。
== 選手経歴 ==
1991年にプロ転向。1994年ブエノスアイレス大会でツアー初優勝。1996年全米オープン準々決勝でピート・サンプラスと最終第5セットのタイブレークまでもつれる死闘を戦い、6-7(5), 7-5, 7-5, 4-6, 6-7(7)で敗れた。1998年全仏オープンで初の4大大会決勝進出を果たしたが、そこでコレチャは2歳年下のカルロス・モヤと「スペイン対決」を戦い、モヤに 3-6, 5-7, 3-6 のストレートで敗れた。
その雪辱を果たすかのように、同年の男子プロテニスツアー最終戦(世界ランキング上位8人しか出場できない大会、現在の名称は「ATPワールドツアー・ファイナル」)の決勝戦では、モヤに2セット・ダウン(先に相手に2セットを取られた状態)からの大逆転勝ちを収めて、同大会の初優勝を飾った。
1999年全豪オープンで、第2シードのコレチャは1回戦で日本鈴木貴男と対戦する。第4セットで鈴木に絶好のチャンスが訪れたが、コレチャが最終第5セットで鈴木を振り切って 6-3, 4-6, 3-6, 7-6(5), 6-2 で勝利した。コレチャ自身は続く2回戦でノルウェーの選手に敗退する。翌年の2000年全豪オープン2回戦では、地元オーストラリアの新星レイトン・ヒューイットにわずか1ゲームしか奪えずに完敗した。
2000年シドニー五輪でスペイン代表に選ばれ初めて五輪に出場した。シングルスでは3回戦でドイツ代表で銀メダルを獲得したトミー・ハースに敗れた。アルベルト・コスタと組んだダブルスではベスト4に進出し、準決勝でオーストラリアマーク・ウッドフォード&トッド・ウッドブリッジ組に 3-6, 6-7 で敗れたが、準決勝敗退の2組による「銅メダル決定戦」で南アフリカ代表のデビッド・アダムズ&ジョン・ラフニー・デ・ヤーガー組に 2-6, 6-4, 6-3 で勝利し銅メダルを獲得した。
2001年全仏オープンで、コレチャは同大会に3年ぶり2度目の決勝進出を果たしたが、今度はブラジルグスタボ・クエルテンに 7-6, 5-7, 2-6, 0-6 で敗れ、またしても準優勝に終わった。2002年全仏オープンでは、準決勝で同じスペインアルベルト・コスタに敗れている。2005年4月最終週、ポルトガルエストリル大会の1回戦で同じスペインの後輩選手、フェリシアーノ・ロペスに敗れた試合を最後に現役を引退した。
スペインには赤土のクレーコートが最も多いため、当地のプロテニス選手は全仏オープンでは抜群の強さを発揮するが、対照的な芝生コートの大会であるウィンブルドンを苦手にする選手が多い。コレチャはキャリアを通じてウィンブルドンへの出場は極端に少なく、1998年の全仏オープン準優勝の後に出場したウィンブルドンでは初戦敗退に終わったため、長い間遠ざかっていた。2004年に6年ぶりの出場を決めた時も、やはり1回戦で敗退している。
2012年からコレチャはデビスカップスペインチームの監督を務めている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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