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allergic bronchopolmonary aspergillosis =========================== ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 気 : [げ, き] 1. (suf) (uk) seeming 2. giving the appearance of 3. giving one the feeling of ・ 気管 : [きかん] 【名詞】 1. trachea ・ 気管支 : [きかんし] 【名詞】 1. bronchial tube ・ 肺 : [はい] 【名詞】 1. lung ・ 症 : [しょう] 1. (adj-na,n-suf) illness
アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(アレルギーせいきかんしはいアスペルギルスしょう、、ABPA)は、アスペルギルス属のカビが原因で気管支炎などのアレルギー症状が引き起こされる病気。アレルギー性気管支肺真菌症(allergic bronchopulmonary mycosis、ABPM)の一種。呼吸器専門医師以外には、まだあまり知られていないため、他の病気と誤診されることもある。 ==概要== ABPAはアスペルギルス属''Aspergillus''のカビ、とりわけ''A. fumigatus''が原因で起こる。''A. niger''や''A. flavus''が原因となることもある〔小川賢二ら 慢性型肺アスペルギルス症の臨床的検討および エラスターゼ阻害物質の検討 、Jpn. J. Med. Mycol. Vol. 47, 171-178, 2006〕。気管支喘息や嚢胞性線維症の患者は感染すると発症しやすい。このカビは生活常在菌の一つなので、その胞子はいたるところに存在する。例えば健康な人の唾液の中にも存在する。 喫煙等による肺粘膜の損傷部分に入り込み、アレルギー症状を引き起こすとされ、気管支炎、肺炎、気管支喘息などの症状が長期にわたって続く。重篤化すると気管支に痰がつまり、血中酸素飽和度が下がることで、全身症状(めまい・下痢・倦怠感など)にもつながっていく。 呼吸器専門医師以外には、まだあまり知られておらず、一般の診療所などではただの風邪や喘息、PIE症候群と誤診されることもある。診断基準も確立していない。一般的には胸部X線やCTの画像診断、血中のIgE濃度のチェック、好酸球増加症の診断、喀痰培養(痰中の細菌の培養)をしてグラム染色をして診断することが多い。生体組織診断が必要となる場合もある。対症療法ではあるが、副腎皮質ホルモンや抗真菌薬の投与が効果がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アレルギー性気管支肺アスペルギルス症」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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