|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 級 : [きゅう] 1. (n,n-suf) class, grade, rank 2. school class, grade ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ノックス級フリゲート (Knox class frigate) はアメリカ海軍が保有していたフリゲート。対潜任務を重視して設計されている。1969年から1974年にかけて46隻が就役した。建造当初は護衛駆逐艦 (DE) に分類されていたが、1975年にフリゲート (FF) に変更されている。 アメリカ海軍からは1995年までに全艦が退役して、台湾海軍やトルコ海軍などに売却・貸与された。また、本艦をベースとして、スペイン海軍のバレアレス級フリゲートが建造された。 == 概要 == 本級は、量産性を重視した対潜重視の護衛艦で、アメリカ海軍が第二次世界大戦中より整備してきた対潜重視の護衛駆逐艦の戦後型第3世代(SCB199シリーズ)に属し、その最終型であるとともに、一つの完成形である。46隻に及ぶ大量建造により、1970年代におけるアメリカ海軍の護衛艦部隊の主力となった。 遠距離用のQH-50 DASH(無人対潜ヘリコプター)、中距離用のアスロック、近距離用の短魚雷と三段構えの対潜兵装を備えており、さらに防空用として長射程の5インチ速射砲や シースパロー艦対空ミサイル短距離艦対空ミサイルを装備している。のちにDASHの運用中止に伴い、有人のSH-2 LAMPS Mk Iヘリコプターを搭載するように改修されたほか、ソビエト連邦軍の対艦ミサイルの大量配備を受けて、一部はファランクスCIWSを搭載している。 80年代後半から90年代初頭における戦略環境の変化と海洋戦略の転換、国防予算の削減などによって、アメリカ海軍においては1995年までに全艦が退役した。しかし、退役艦は台湾海軍やトルコ海軍などに売却・貸与されて、現在でも運用されている。そのほか、スペイン海軍は本級をベースに、ターター・システムを搭載して防空艦としたバレアレス級フリゲートを建造した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノックス級フリゲート」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Knox-class frigate 」があります。 スポンサード リンク
|