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アロウズ・A10 : ミニ英和和英辞書
アロウズ・A10[あろうずえい10]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


アロウズ・A10 : ウィキペディア日本語版
アロウズ・A10[あろうずえい10]

アロウズ・A10は、アロウズ1987年1988年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カー。設計はロス・ブラウン
==開発の経緯==
BMWがをもってエンジン供給停止を発表したため、アロウズはメインスポンサーのUSF&Gと共に供給継続を要求し、メガトロンのバッジネームで供給されることが決定した。同社はジョン・J・シュミットにより設立され、エンジンはスイスのエンジンチューナー、ハイニ・マーダーの手によってメンテナンスされた。
には11ポイントを獲得しコンストラクターズランキング7位となった。デレック・ワーウィックが3ポイント、エディ・チーバーが8ポイントを挙げた。
になると、ほとんどのチームが翌年からのターボエンジン禁止に備えて3.5リッター自然吸気エンジンを搭載し、その中でパワーを利して好結果を挙げることができた。チームは23ポイントを獲得、コンストラクターズランキング4位となり、チーバーはイタリアグランプリで3位となり表彰台に上る。ワーウィックは0.582秒差の4位であった。ワーウィックは17ポイントを挙げドライバーズランキング8位、チーバーは6ポイントで12であった。
1988年シーズンはほとんどの自然吸気エンジン搭載チームよりも上位となり、車もドライバーもそのチャンスを生かすことができたシーズンとなった。しかし、この年からターボチャージャーの最大過給圧が2.5バールに制限されたのを受けてFIAより支給されたポップオフバルブが、規定の過給圧以下で開いてしまうトラブルが頻発し、レース終了後タンク内に燃料がまだかなり残っていたこともあったという。同様のトラブルは過給圧に制限が加えられたから存在しており(当時は4バール規定であったが、中には3.2前後で開いてしまう粗悪なスプリングを使用したものもあった)、当時のライバルであったホンダ・エンジンやフェラーリ・エンジンはすでに解決を見ていたものの、メガトロン・エンジンはこの年のイタリアGP前後まで解決策を見出すことが出来なかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アロウズ・A10」の詳細全文を読む




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