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アンガマ
アンガマは、沖縄県石垣島など八重山地方に伝わる儀礼的集団芸能のひとつ。祖先を表わすと言われるウシュマイという老人とンミ(ウミー)という老婆の仮面を付けた二人を先頭に踊り手らが従い、家々を訪ねて語りや歌、踊りを披露する。旧盆の夜に祖先の霊を供養するために行なうソーロンアンガマ、婦人群舞の節(しつ)アンガマ、新築儀礼の家造りアンガマがある。 元来、士族階級層の行事だったが、明治以降農民層にも広がった〔美ら島物語〕。 ==概要== 盆のアンガマは、次のように行なわれる。先祖供養のため家に招かれたウシュマイとンミは、その家の先祖の位牌を拝み、家の主人に祝言を述べ、そのあとを、笠をかぶって顔を隠した男女(精霊を表す)が従う〔『郷土の伝統芸能』芳賀日出男、保育社, 1991〕。ウシュマイとンミは、主人から酒や食べ物のもてなしを受け、アンガマを見に来た群集にあの世の先祖の話を裏声で語って聞かせる〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アンガマ」の詳細全文を読む
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