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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
アンキーセース()は、ギリシア神話の人物である。ラテン語ではアンキーセス。長母音を省略してアンキセスとも表記される。 トロイア王イーロスの娘テミステーとアッサラコスの子カピュスの子〔『イーリアス』20巻230~240。アポロドーロス、3巻12・3〕。一説にアッサラコスの子、またカピュスの子でラーオコーンと兄弟とも言われる〔どちらもヒュギーヌス。前者は94、270。後者は135。〕。愛と美の女神アプロディーテーに愛されたことで知られ、アイネイアース、リュロスをもうけた。またヒッポダメイアという娘もいた。 == 神話 == ===アプロディーテーとの恋=== 神話によれば、ゼウスはアプロディーテーが神々を人間と結びつけていたので、アプロディーテーがいい気になって自慢したりしないように、アプロディーテーにアンキーセースへの恋を吹き込んだという。 アプロディーテーはイーデー山で暮らすアンキーセースを見て恋の虜になった。そこでアプロディーテーはキュプロスに帰って身なりを整え、再びアンキーセースを訪ねた。アンキーセースはアプロディーテーを見て、あまりの美しさに女神ではないかと疑った。しかしアプロディーテーは神の姿を隠し、プリュギア王オトレウスの娘であると偽り、ヘルメース神がアンキーセースの妻とするために自分をさらって連れて来たと言った。アンキーセースは愛欲に逆らえず、アプロディーテーと一夜をともにした。 翌朝、アプロディーテーは神の姿に戻り、アンキーセースを起したが、目覚めたアンキーセースはその姿を見てすっかりおびえてしまった。彼は女神と交わった男は精を失うと信じていたので〔この考えは東方的であると言われる。〕、精を失った身体で生き続けることがないよう懇願した。アプロディーテーはアンキーセースをなだめ、彼の子を身ごもったこと、その子を5年間ニュムペーに育てさせた後に連れてくること、そしてアプロディーテーに子供を生ませたことをみだりに話すと怒ったゼウスが雷を投げつけるだろうことを伝えて去っていった。〔『ホメーロス風讃歌』第5歌(「アフロディーテー讃歌」)。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アンキーセース」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Anchises 」があります。 スポンサード リンク
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