|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
アンギラス (Anguirus) は、東宝ゴジラ映画シリーズに登場する架空の怪獣。別名は「暴竜(暴龍)」。 == 特徴 == ゴジラと同じく原水爆の影響で蘇ったとされる太古の恐竜で、ゴジラシリーズ初の怪獣同士の対決を展開した怪獣でもある。 モスラ、ラドンと共に高い人気を誇る。『怪獣総進撃』にて「ゴジラのよき相棒」といった印象を与えられ、以降の作品にも登場する。 ; 設定 : 1億5千万年前に棲息していたアンキロサウルスと呼ばれる恐竜が、水爆実験で現代に蘇ったもの〔ただし、実在した同名の恐竜が草食恐竜(曲竜類)だったのに対し、こちらは凶暴な肉食動物と設定されるなど、類似点はほとんど無い。〕。脳が体中に分散しているため、動きが俊敏である〔製作当時、「ステゴサウルスの腰部には脳の補助をする神経塊があった」とされていたため、それを飛躍させてこの設定が作られたが、その後の研究により「神経塊ではなく、神経に栄養を送るための組織に過ぎない」と改められている(詳細はステゴサウルスの記事を参照)。〕。 : 当時の東宝スタジオメールによると、「一億五千万年前から七千万年前の三畳紀に生息していた恐竜」という設定になっている〔『逆襲』本編では、単に地質時代と説明されている。なお、実際の三畳紀は約2億5100万年前から約1億9960万年前であるうえ、実在したアンキロサウルスは白亜紀後期の恐竜である。〕。 : 『ゴジラの逆襲』公開当時の宣材では、シベリア出身と表記されている。 : ; 名称 : アンギラスの名前は東宝内部で社員公募された。落選した名前の幾つかは杉浦茂の漫画化作品『大あばれゴジラ』〔『おもしろブック』1955年6月号(集英社)の別冊付録に掲載された後、『ゴジラ漫画コレクション1954-58』(小学館、ISBN 978-4-7780-3301-9)に収録された。〕に登場するオリジナル怪獣の名前に転用された。『ゴジラの逆襲』にも出演した俳優の土屋嘉男は、「ギョットス」という名前を考えて投書した。『ゴジラの逆襲』の海外版では、「アンジラ〔学名でウナギを意味する。〕」という名称になっている。 : ; 再登場案 : 海上日出男による初の総天然映画を予定していた色検討用脚本『ゴジラの花嫁?』にも登場シーンが描かれている。 : 『ゴジラ対メカゴジラ』以後、『ゴジラ FINAL WARS』にて30年ぶりに登場するまでは全く出番が無かったが、企画段階では復活が何度も検討されていた。 : 『ゴジラvsデストロイア』が『ゴジラvsゴーストゴジラ』という企画だった時期には、ゲスト怪獣としての登場が検討されており、デザイン画も描かれていた。また、デストロイア(企画段階での名前はバルバロイ)の一形態としてアンギラス型の怪獣の登場も検討されていた。 : 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の初期案ではバランと共に登場する予定だったが、興業サイドからの要望でモスラとキングギドラに差し替えられた〔。 : 『ゴジラ×メカゴジラ』では機龍と戦う案が出されたほか、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』では死骸での登場が検討されたが、カメーバに変更された〔『東宝SF特撮シリーズ SPECIAL EDITION』シリーズ〕〔。 : たびたび検討されながら実現に至らなかった理由について、川北紘一は「四足のためゴジラと並んだ時に絵にならない」「膝をついて動くため、スピード感が出せない」などの理由を挙げている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アンギラス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|