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アングマールの魔王(アングマールのまおう、Witch-king of Angmar、? - 第三紀3019年3月15日)は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『指輪物語』の登場人物。 周囲に恐怖を撒き散らす指輪の幽鬼の首領であり、北方王国アルノールを滅ぼした、アングマール王国の君主。またゴンドールの最後の王エアルヌアを殺し、王統を絶った。 == 概要 == アングマールの魔王は、冥王サウロン配下の不死の魔物、9人の指輪の幽鬼の首領である。かつては魔の国アングマールの支配者であり、その国自体が滅びた後も「魔王」として語られている。 個性のない影の集団として描写される指輪の幽鬼たちの中で、唯一外見でそれとわかる存在であり、エオウィンと戦ったときには冠をいただいていた〔映画『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』では、いつもの黒いマントの上から鎧兜で全身を覆っていた。〕。また、フロド・バギンズが一つの指輪を使用して幽界に身を置いたときも、ひときわ背の高い幽鬼の首領の兜の上に冠があるのを認めている。 かれの力は幽鬼の中でもひときわ強大であり、手にする短剣「モルグルの刃」は小さな傷ひとつで敵の命を奪う(指輪の幽鬼#能力を参照)。破城鎚グロンドでも突破し切れなかったミナス・ティリスの城門も、魔王の呪文により凍りついて砕けてしまった〔映画『王の帰還』ではグロンドだけで城門の突破に成功しており、魔王は関与していない。〕。寒冷な北方のフォロヘル地方に住む雪人ロッソス族からは、結氷も解氷も思いのままにできると恐れられていた〔『指輪物語』追補編 Aより。〕。 魔王は戦争で敗れることはあっても、決して滅ぼされることはなかった。ノルドールのエルフの貴族グロールフィンデルは「魔王は人間の手(the hand of man)によって殺されることはないだろう」と予言しており、このことは魔王自身も承知していて、エオウィンと対峙したときに引き合いに出して嘲った。しかしこの予言のmanは「人間の男」だけを指すものであり、従って彼が無敵であることを意味しなかった。終に魔王はローハン王の姪エオウィンと、ホビットであるメリアドク・ブランディバック(メリー)に討ち取られる結果になった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アングマールの魔王」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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