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アンコウ : よみがなを同じくする語

鮟鱇
アンコウ : ミニ英和和英辞書
鮟鱇[あんこう]
【名詞】 1. (gen) (food) sea-devil (toad) 2. angler 3. goosefish 4. monkfish
アンコウ ( リダイレクト:アンコウ ) : ウィキペディア日本語版
アンコウ

アンコウ(鮟鱇〔講談社編『魚の目利き食通事典』講談社プラスアルファ文庫 p.34 2002年〕、)は、アンコウ目 アンコウ科に属するの総称。また、そのうち、主に食用にするアンコウ類のことを指す。
== 分類 ==

アンコウ類はタラ類の近縁にあたる〔上野輝彌・坂本一男著『日本の魚』中公新書 p.120 2004年〕。アンコウ目は16科300種ほどであるが漁業資源となるのはアンコウ科に属するものだけである〔上野輝彌・坂本一男著『日本の魚』中公新書 p.121 2004年〕。アンコウ科には25種ほどが含まれ、すべてが海水魚で、そのほとんどが深海魚である。以下は主に食用にされるアンコウ類。
;キアンコウホンアンコウ) ''Lophius litulon''
:メスは尾びれの根元までの体長 1.0mから1.5m程。オスは50cm前後太平洋北西部(日本、朝鮮半島、東シナ海)の水深500m程までの深海に生息。なお、一般にはキアンコウの別称として「アンコウ」あるいは「ホンアンコウ」と呼ばれることがある〔講談社編『魚の目利き食通事典』講談社プラスアルファ文庫 p.35 2002年〕。
;アンコウクツアンコウ) ''Lophiomus setigerus''
:全長40cm前後。インド洋、太平洋の全域の水深500m程までの深海に生息。キアンコウの口中は白っぽいのに対して、クツアンコウの口中は黒地に黄白色の水玉模様という特徴がある〔〔上野輝彌・坂本一男著『日本の魚』中公新書 p.122 2004年〕。
ヨーロッパで主に食べられるアンコウはアングラー、北アメリカで食べられるアンコウは、アメリカンアングラーと呼ばれ、いずれもキアンコウと同じキアンコウ属 ( ''Lophius'' ) に含まれる種である。
;アングラーニシアンコウ) ''Lophius piscatorius''
:体長2m、体重60kg近くになる。大西洋東岸(バレンツ海西南部からジブラルタル海峡まで)、地中海、黒海の水深1000mまでの深海に分布。
;アメリカンアングラーアメリカアンコウ) ''Lophius americanus''
:全長1.2m、体重20kg。大西洋西岸(カナダ、ケベック州から米国フロリダ州まで)の水深100mまでの海底に分布。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アンコウ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Goosefish 」があります。




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