翻訳と辞書
Words near each other
・ アンジェラ・ビーズリー
・ アンジェラ・ビーズリー・スターリング
・ アンジェラ・フェザーストーン
・ アンジェラ・フォン
・ アンジェラ・ベイビー
・ アンジェラ・ホワイト
・ アンジェラ・マキ
・ アンジェラ・マキ・バーノン
・ アンジェラ・マクスウェル
・ アンジェラ・メリチ
アンジェラ・モーティマー
・ アンジェラ・ランズベリー
・ アンジェラ・リトル
・ アンジェラ・リトル (女優)
・ アンジェラ・リンドヴァル
・ アンジェラ・ワン
・ アンジェラ・磨紀・バーノン
・ アンジェラ佐藤
・ アンジェラ磨紀
・ アンジェラ=バーンスタイン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アンジェラ・モーティマー : ミニ英和和英辞書
アンジェラ・モーティマー[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

アンジェラ・モーティマー : ウィキペディア日本語版
アンジェラ・モーティマー[ちょうおん]
フローレンス・アンジェラ・マーガレット・モーティマー・バレットFlorence Angela Margaret Mortimer Barrett, 1932年4月21日 - )は、イングランドプリマス出身の女子テニス選手。1950年代後半から1960年代初頭にかけて活躍し、4大大会女子シングルス「3勝」を挙げた選手である。彼女の活躍した時代は、しばらく4大大会でイギリス人の女子優勝者が途絶えていたため、モーティマーの優勝記録には「イギリス人女子選手として…年ぶり」のものが多い。
== 来歴 ==
モーティマーは15歳という遅い年齢からテニスを始めたが、ゲームに必要な決断力、スピード、知性を備えたプレースタイルでめきめきと才能を伸ばした。彼女は1951年から地元大会のウィンブルドン選手権に出場し始め、翌1952年全米選手権ドリス・ハートとの準々決勝に進出する。1955年全仏選手権で、モーティマーは女子シングルス決勝でドロシー・ヘッド・ノードアメリカ)と対戦し、2時間4分の長い試合時間の末に 2-6, 7-5, 10-8 の逆転で初優勝を飾った。モーティマーの全仏初優勝は、1937年ウィンブルドン選手権で優勝したドロシー・ラウンド以来「18年ぶり」となる、イギリス人女性による4大大会シングルス優勝であった。続くウィンブルドン選手権で、モーティマーはアン・シルコックとペアを組んだ女子ダブルスで優勝した。ところが、1956年全仏選手権決勝で、モーティマーは黒人選手のアリシア・ギブソンに 0-6, 10-12 で敗れ、大会2連覇を逃した。ギブソンはこの優勝により、黒人テニス選手として史上初の4大大会優勝者になった。
それから3年後の1958年、モーティマーは全豪選手権に初出場し、女子シングルス・女子ダブルス・混合ダブルスの3部門すべてで決勝に進出した。女子シングルスではロレイン・コグランを 6-3, 6-4 で破り、3年ぶりの4大大会2冠を獲得する。コグランと組んだ女子ダブルスと、ピーター・ニューマンとの混合ダブルスでは準優勝になった。これがモーティマーの唯一の全豪選手権出場である。半年後のウィンブルドン選手権で、モーティマーは初めて女子シングルス決勝に進出したが、ここでもギブソンに 6-8, 2-6 で敗れた。
アンジェラ・モーティマーがウィンブルドンの栄冠を獲得したのは、1961年の大会であった。ギブソンに敗れてから3年がたち、モーティマーは部分的な難聴を抱えるようになっていた。第7シードから勝ち上がった29歳のモーティマーは、決勝でクリスティン・トルーマンと「イギリス人同士の決勝」を戦い、第6シードだった20歳のトルーマンに 4-6, 6-4, 7-5 の逆転勝利を収めた。モーティマーが優勝後に語ったところによれば、彼女は「観客の喝采だけが聞こえて、他の音は聞こえなかったので、かえって試合に集中できた」という。イギリス人女性によるウィンブルドン優勝は、1937年ドロシー・ラウンド以来「24年ぶり」の偉業として賞賛を集めた。ウィンブルドンで初優勝した年、モーティマーは全米選手権で同じイギリスアン・ヘイドンとの準決勝に進出したが、この大会だけは優勝できず、キャリア3冠王で終わっている。
モーティマーはウィンブルドン優勝の翌年、1962年に30歳で現役を引退した。引退後にジョン・エドワード・バレット(John Edward Barrett)と結婚し、1993年国際テニス殿堂入りを果たしている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アンジェラ・モーティマー」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.