翻訳と辞書
Words near each other
・ アンスリウム
・ アンスリウム属
・ アンスリー
・ アンスロポルニス
・ アンスロポルニス・グランディス
・ アンス駅
・ アンス=ベルトラン
・ アンズ
・ アンズ (曖昧さ回避)
・ アンズの里
アンズタケ
・ アンズタケ属
・ アンズル・イスマイロフ
・ アンズー
・ アンズー (恐竜)
・ アンセ=エクス=プリス
・ アンセウモ・ハモン
・ アンセウモ・ハモン・アルヴェス・エルクラノ
・ アンセスター
・ アンセットオーストラリア


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アンズタケ : よみがなを同じくする語

杏茸
アンズタケ : ミニ英和和英辞書
杏茸[あんずたけ]
(n) (gen) (food) chanterelle mushroom (Cantharellus cibarius)
===========================
アンズタケ : ウィキペディア日本語版
アンズタケ

アンズタケ(杏茸、学名:''Cantharellus cibarius'')はヒダナシタケ目アンズタケ科アンズタケ属の小型〜中型の菌根性の食用きのこアンズ(アプリコット)の香りを持つことからアンズタケと呼ばれる。この香りは乾燥させると強くなる。地方名にミカンタケなどがある。ただし、この仲間のきのこは肉眼では見分けがつきにくく、同属の何種かがアンズタケと総称されている場合が多い。
日本では1908年川村清一により初めて報告されたが、これまで詳細な分類学的検討は十分なされていなかった。このため、信州大学の小川和香奈らが日本各地に自生するアンズタケの生体と標本の形態並びにリボソームDNAを調査したところ、4つのクレードに分かれることが判明した。このうち、狭義のアンズタケを含むクレードは北海道で採取されたサンプルから発見され、川村が報告した「アンズタケ」の特徴に一致するサンプルはインド産の ''C. applanatus'' と近縁であること、さらにアメリカ産の ''C. formosus'' 及び ''C. altipes'' に近縁なクレードが発見された。このため、狭義のアンズタケ以外の三種は未記載種だと考えられている〔小川和香奈他、日本産アンズタケの形態学的および分子系統学的解析 日本菌学会第58回大会〕。

== 特徴 ==
夏から秋にかけて各種林内の地上に発生する。群生または散生し、しばしば菌輪を描く。
傘は円形から不正円形で漏斗型、傘径は2〜8cmで、周囲は波打つ。表面は鮮やかな黄色から橙色で粘性は無く平滑。
柄の長さは3〜10cmで傘と同色または傘よりは淡い色、中実で下に向かって細まる。根本は白色の綿毛上菌糸で覆われている。
ひだはいわゆるしわひだで柄に垂生する。しばしば交差、合流、分岐し、連絡脈も多数ある。
肉は緻密で縦に裂ける。
胞子は白色。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アンズタケ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.