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アンティ・アールネ(Antti Amatus Aarne、1867年12月5日 - 1925年2月2日)は、フィンランドの民俗学者。 ポリ市生まれ。1893年から1898年までモスクワ大学に学び、ソコロフに師事。その後、国民学校や高等学校で教えながら、文学博士号を取得。1911年以降はヘルシンキ大学でも教壇に立った。 師事していたカールレ・クローン(K.L.Krohn)が民話研究から叙事詩「カレヴァラ」研究に移行したことから、クローンの民話研究を引き継ぎ、民話研究における歴史的・地理的比較考証法を確立し、フィンランド学派と呼ばれる民俗学の一派を形成した。 1910年、クローンが中心となって設立した Folklore Fellows の機関誌 FF Communication にて、ヨーロッパ各地の昔話800あまりをまとめ、類型ごとに分類した『昔話の型目録』(Verzeichnis der Märchentypen)を発表した。そこでアールネは昔話を動物の話、本格的な話、笑い話の3タイプに分類した。後の1927年にアメリカのスティス・トンプソン(S.Thompson)がこれを『昔話の型』(The types of folktale)として増補した。トンプソンはアールネの三分類を五分類に分けなおした。これらの業績がアールネ・トンプソンのタイプ・インデックスとして世界的に参照されている。 category:フィンランドの民俗学者 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アンティ・アールネ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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