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アンリ・ティッセン
アンリ・ティッセン(, 1920年7月15日 - 1945年4月20日)は、第二次世界大戦中のドイツ国防軍、次いで武装親衛隊に勤務したワロン人義勇兵。チェルカースィ=コルスン包囲戦で戦死したSS突撃旅団「ヴァロニェン」指揮官リュシアン・リッペールSS少佐(''SS-Sturmbannführer'' Lucien Lippert)の遺体を敵中から奪還した人物として知られる。最終階級はSS大尉(SS-Hauptsturmführer)。 == ドイツ国防軍入隊までの経歴 == 1920年7月15日、ベルギー王国ワロン地域圏リエージュ州リエージュのアングロー(Angleur)〔Théo Verlaine "La Légion Wallonie" p348〕に生まれた。学生を経てGarde Wallonneに将校として勤務する一方、ティッセンはレオン・ドグレル(Léon Degrelle)主宰のカトリック系反共ファシズム政治団体であるレックス党(Rex)の青少年組織JL(Jeunesse Legionnaires)にも所属した。 ティッセンは身長2メートルの巨漢であり、その体格を活かしてか、レックス党主宰の各種式典の際に旗手を務めることが多かった。また、ドグレルによれば、彼のあごはフランスの喜劇俳優フェルナンデル(Fernandel)を彷彿とさせるものだったという〔Léon Degrelle "Campaign in Russia The Waffen SS on the Eastern Front" p177〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アンリ・ティッセン」の詳細全文を読む
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