|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 作 : [さく] 1. (n,n-suf) a work 2. a harvest ・ 作戦 : [さくせん] 【名詞】 1. military or naval operations 2. tactics 3. strategy ・ 戦 : [いくさ] 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight
アーガス作戦(Operation Argus、アルガス作戦とも)は、1958年にアメリカ国防脅威削減局により南大西洋で実施された核兵器とミサイルに関する秘密実験であり、”エクスプローラー4”宇宙作戦と連動して行われた。アーガス作戦は、ハードタック作戦IとIIの間に実施された。また作戦にはロッキード(現在のロッキード・マーティン)、及びアメリカ原子力委員会から各々数人ずつが参加した。アーガス作戦の実施は、当時の不安定な政治環境(大気圏内と大気圏外の核実験が禁止される見込みがあった)を考慮して迅速に行われた。その結果、作戦は計画から実施までが半年以内で行われた(通常の核実験では、計画から実施まで1年から2年が必要になる)。 == 作戦の目標 == * 質量136kgから227kgの核弾頭を搭載した2つのミサイルを、1ヶ月以内に同じ場所から発射する。 * ミサイルは高度320km~1,600km、及び3,200km~6,400kmで起爆させる。この位置は地磁気の赤道近くにあたる。 * 核爆発の前後での環境変化を観測するために人工衛星を使用する。この衛星は時間経過に対する電子密度と、電波ノイズの測定に使用する。なお衛星は、赤道(30度まで)と極地(70度まで)の間を、近地点でおよそ322km、遠地点でおよそ2,900kmの軌道を通る。 * 電波ノイズ測定用以外の衛星を軌道に乗せるため、観測ロケットを適切な地上の発射台から打ち上げる。また地上の基地は、電波天文学上の効果とレーダーによるオーロラの計測に使用する。 アーガス作戦は、最初は”ハードタック-アーガス作戦”と呼ばれたが、その後には”フローラル作戦”と変更された。しかし機密上の理由から両方の名称は破棄され、最終的にアーガス作戦となった。 作戦の資金は”軍用特殊兵器計画”(AFSWP:Armed Forces Special Weapons Project)(これは現在のアメリカ国防脅威削減局にあたる)から提供された。計画のために提供された資金は、アメリカドルで$9,023,000であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アーガス作戦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|