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アーサーの甥、ガウェインの成長記 : ミニ英和和英辞書
アーサーの甥、ガウェインの成長記[あーさーのおいがうぇいんのせいちょうき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [おい]
 【名詞】 1. nephew 
成長 : [せいちょう]
  1. (n,vs) growth 2. grow to adulthood 
: [おさ]
 【名詞】 1. chief 2. head 
: [き]
 (n,n-suf) chronicle

アーサーの甥、ガウェインの成長記 : ウィキペディア日本語版
アーサーの甥、ガウェインの成長記[あーさーのおいがうぇいんのせいちょうき]

アーサーの甥、ガウェインの成長記』(''De Ortu Waluuanii Nepotis Arturi''、英表記 The Rise of Gawain, Nephew of Arthur)は、中世ラテン語で書かれた散文騎士道物語。作者不詳(の作という説は現在は有力視されない)。12世紀または13世紀成立。アーサー王物語の流れを汲み、アーサーの甥であるガウェイン卿の出生、少年時代、初期の冒険を描く。フランス韻文ロマンス『ゴーヴァンの幼年時代』の散逸によって失われた、ガウェイン卿の若年期の詳細を補う貴重な文学資料である。注目すべき点としてギリシア火薬にたいする言及も見られる〔(下節で詳述)。
なお、人名を原文のラテン語のままでいえば、本作の題名は『アルトゥルスの甥ワルウアニウスの成長』〔原文ではArturus p.85, 6, 92 et passim; Waluuanius p.93 ()〕〔もしくは『アルトリウスの甥ワルウアニの栄達』()〕である。
== 作品の成立==
中世ラテン語『ガウェインの成長』は、14世紀初期の写本が唯一残されている。ブルース(J. D. Bruce)やルーミスは、作中に登場する服装や船舶の様式から、物語の成立は、それより早い13世紀だとみる〔 。しかし成立以前よりすでに広く読まれていたジェフリー・オブ・モンマスの『ブリタニア列王伝』から古様式の描写を借用した可能性もあり、揺るがない論考とは言えない〔。
16世紀、ジョン・ベイルが著した英文学総覧は、この物語の作者をモン・サン・ミシェルで1154年から1186年まで大修道院長であったロベール・ド・トリニー(仏 Robert de Torigny)だと断じている。ロベールが著者という傍証は、これ以外になにもなく、成立時期も一般にはこの人物の死後と推定されている。だが少なくともこれと似通った教養と趣味関心をもつ聖職者が執筆したことは間違いなかろう〔 。
『ガウェインの成長』と同じ作者は、ほかにもラテン語『メリアドク物語』(羅 ''Historia Meriadoci''; 英 ''The Story of Meriadoc'')を著したとされている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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