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EarthCARE(アースケア、Earth Clouds, Aerosols and Radiation Explorer)は、欧州宇宙機関 (ESA) と日本の宇宙航空研究開発機構 (JAXA) および情報通信研究機構 (NICT) が共同で開発している地球観測衛星。この衛星を利用した計画はEarthCARE計画と呼ばれ、衛星に搭載したセンサで全球の雲およびエアロゾルの鉛直分布を観測することによって、気候変動の要因であるのにもかかわらず二酸化炭素より科学的理解度が低いとされている雲・エアロゾルの全球の三次元構造をモデル化し、気候変動予測の精度を向上させることを目的としている。2017年度にソユーズSTKにて打ち上げられる予定である〔esa公式サイト 〕。 == 経緯 == EarthCARE計画は、ESAの進めている地球観測計画 (The Living Planet Programme) において、、、、、Swarmに続く第6次Earth Explore Missionとして、2003年に選定された。 日本においては、国家基幹技術の一つである海洋地球観測探査システムの一部として、二酸化炭素観測衛星いぶき・全球降水観測計画GPM/DPR・水循環変動観測衛星GCOM-W等の地球観測衛星の一端を担う。雲観測用センサであるCPR (Cloud Profiling RADAR) を提供することで日本の技術的優位性を保ち、全球地球観測システム (GEOSS) 10年計画に対する日本の貢献として位置づけられている。 2008年6月、打ち上げを2013年とすることが決定された。2009年9月から行われた基本設計審査において大気ライダの設計に問題があることが発覚し、それに伴う設計変更のため打ち上げは2016年に延期され、さらに2017年度に延期された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「EarthCARE」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 EarthCARE 」があります。 スポンサード リンク
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