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メタルギア(Metal Gear)は、コナミ(現、コナミデジタルエンタテインメント)のアクションゲーム、メタルギアシリーズに登場する架空のメカである核搭載二足歩行型戦車の総称。 様々な状況、地形から核ミサイルを発射することができる二足歩行型の戦車であり、単独での作戦行動が可能。これにより、全世界の核バランスに大きな影響を与えた。種々の補助武器も装備することができる。 主な目的は核弾頭搭載型大陸間弾道ミサイルの運用だったが、開発された時代や機種ごとの運用方針により異なる。 また本項では、核兵器を運用するものではない、メタルギアの名を冠しない等、メタルギアの定義から外れるがメタルギアに準じる存在の大型兵器も記載する。 == 開発経緯 == 『メタルギアソリッド3』に登場するソ連の秘密設計局OKB-812(グラーニン設計局)の局長であるアレクサンドル・レオノヴィッチ・グラーニンによって「メタルギア」の原案が作成された。彼は「兵器は時代を動かす歯車である」〔「歩兵と兵器を繋ぐ歯車」とも〕と捉え、自らが開発中の新兵器に「金属の歯車」の意味を持つメタルギアと名付けたが、この原案自体は開発競争で競合していたドリル回転型推進機構を持つ核搭載型戦車「シャゴホッド」に敗れ、不採用となっている。 不採用の理由としては、IRBMやロケットブースターなど、実績と信頼性を持った既存のテクノロジーの組み合わせだけで完成できるシャゴホッドに対して、メタルギアの二足歩行機構が研究途上で実績も無かった点などが挙げられており、登場人物の一人で「武器兵器の特別にスゴい専門家」を自称するシギントは、戦車に足をつけてもメリットは無いと切り捨てている。これに対してピースウォーカーの設計担当者であったヒューイは、山岳や沼地等のキャタピラでも移動不可能な険しい地形を大型兵器が踏破するためには、二足歩行による移動が最適と評している。 結果として競合相手のシャゴホッドが採用されたため、これを不服としたグラーニンは、企画設計書をアメリカの友人であるヒューイ(Dr.エメリッヒ)に送り、自分のメタルギア計画の有用性を認めなかった軍部中枢に抵抗したが、ヴォルギン大佐にスパイの嫌疑をかけられ、拷問の末に落命している。またその設計書は漏洩とほぼ同時期に、当時三重スパイをしていたオセロットによって盗み出され、賢者達の手に渡っている。 作中でシギントが語る様に、アメリカにおいても当時既にヒューイによって二足歩行兵器の草案が発表されていたが、ヒューイ自身はこの内容の殆どがグラーニンから託された設計書を元にした「東側のものの盗用」であったと告白している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メタルギア (架空の兵器)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Metal Gear (weapon) 」があります。 スポンサード リンク
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