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イェシュ・アティッド(ヘブライ語:יש עתיד)は、イスラエルの政党。党名の意味は「未来がある」。 == 概要 == イスラエル国内で著名なジャーナリストであったヤイール・ラピッドが政治家に転身し、旗揚げされたのがこの党である。世俗志向、中道志向が強い党である。 2013年1月22日の総選挙前の世論調査では10議席程度の獲得しか見込まれていなかったが、蓋を開けてみると19議席を獲得、予想外の躍進を果たした。また、いきなりクネセト(議会)第2党となった。 この選挙では中道を標榜する党が3つあった。一つはカディマ、もう一つはハトヌア、そして、イェシュ・アティッドである。カディマは2006年から2009年までは政権を担う党であったが、2013年の総選挙ではその影もなく、僅か2議席しか獲得できず、惨敗した。背景にはイェシュ・アティッドの存在があり、中道票がのこの党に多く流れたのである。 第34回クネセト選挙後、ネタニヤフが主導する連立政権に参画。しかし、ユダヤ人国家を定義する法律を推進する極右政党との間で閣内不一致を起こし、リブニ法相と共に、経済産業大臣であったヤイール・ラピッドも罷免されてしまう。 第35回クネセト選挙を迎え、11議席と約半減してしまう。これは経済再生を掲げたラピッドが、経済産業大臣として功績を挙げられなかったことが要因と言われている。新内閣にはシャス、トーラー連合などの宗教政党が参画したため、世俗政党である同党は入閣を拒んだとされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イェシュ・アティッド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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