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イェルガヴァ : ウィキペディア日本語版
イェルガヴァ

イェルガヴァIPA:、ラトビア語:Jelgavaドイツ語:Mitau,Mitaw,Mītava、リトアニア語:Mintauja、ポーランド語:Mitawa、ロシア語:Елгава / Митава)は、ラトビアの都市。ゼミガレ地方最大の都市である。首都リガからおよそ41km南西に位置する。イェルガヴァはかつてクールラント公国の首都であった。1919年まであったクールラントの中心地であった。
日本語ではヤルガヴァとの表記もみられる。
イェルガヴァは、リエルペ川右岸の海抜12フィートほどの、肥沃な平野の上に位置する。川の水位が上がると、平野と時には町が浸水してしまう。イェルガヴァは、かつての要塞跡を占めるヤコブ運河(クールラント公ヤーコプ・ケトラーにちなむ)に周囲を囲まれている。町には鉄道中継駅と、重要な穀物・材木の市場がある。また、イェルガヴァ空軍基地もある。
== 地名の発祥 ==
イェルガヴァという名は、リヴォニア語のjelgab(低地)から派生したと信じられてきた。ドイツ語名Mitauの語源は不明であり、ラトビア語のmītまたはmainīt(交換する、貿易をする)からきたのではないかと推測されている。そうすると、『貿易がおこなわれている場所』となる。その他のミタウの語源とされる説明として、Mitte in der Aue(アーの中間)という言葉から派生したのではないかというものがある。これはかつてはKurländische Aaの名で知られていたリエルペ川に言及している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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