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イェルム(英:''Yelm'')は、テーブルトークRPG『ルーンクエスト』の背景世界グローランサに登場する架空の神性。太陽神にして宇宙の皇帝。 == 概要 == 長く世界を安定して治めていたが、新参の嵐の神オーランス(Orlanth)が不遜にも皇帝の座に挑み、何度挑戦しても勝てないと悟ると、兄フマクト(Humakt)のもとから新たに見つかった力『死』を盗み出してイェルムを切り殺してしまった。 イェルムが地界(地獄)へと落ちてしまったことで、もともと地界の住人だった暗黒と夜の神々が地表へとあふれ出し、その混乱に乗じて不浄の三神、すなわち、狂える神ラグナグラー(Ragnaglar)とその妻セッド(Thed)、マリア(Mallia)の三柱の神々は世界に混沌の軍勢を招き入れた。 後に小暗黒、大暗黒と呼ばれる地上の大混乱、壊滅が手に負えなくなったオーランスは『光持ち帰りし者たち』に数えられる七柱の神々とともに地獄のイェルムの下に赴き、謝罪して和を結んだ。 かつての大敵をも許す寛容さを含め、太陽信仰の地域における統治者としての理想を体現する神であり、現在のルナー帝国へと連なるダラ・ハッパ帝国の皇祖神。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イェルム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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