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イエス・サード・アルバム : ミニ英和和英辞書
イエス・サード・アルバム[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

イエス・サード・アルバム : ウィキペディア日本語版
イエス・サード・アルバム[ちょうおん]

サード・アルバム(The Yes Album)はイギリスプログレッシブ・ロック・バンド、イエスの3枚目のアルバム。
この作品の時期、あらゆる面でイエスの基盤が出来上がったといえる。まず、デビュー以来初めてのメンバー・チェンジを経験し、その後のイエス・サウンドに多大な影響を及ぼす事になるギタリストスティーヴ・ハウが加入。そして前作でエンジニアとして参加したエディ・オフォードがバンドとの共同プロデューサーとなり、「第6のメンバー」と呼ばれるほどにスタジオ・ワークでの重要な役割を担う事となった。更にマネージャーに敏腕ブライアン・レーンを迎え、ビジネス面での後押しが強化された。
象徴的に、初めて作曲者クレジットがバンド名義となった「ユアーズ・イズ・ノー・ディスグレイス」でアルバムは幕を開ける。曲の基本構造は同じテーマの繰り返しでしかないが、それをアカペラ、疾走感のあるロック、ウォーキング・ベースジャズっぽく、アコースティック・ギターフォークというように様々な色彩をもって聴かせ、10分近い長さを感じさせない。この曲はベトナム戦争に赴く若者達を思って書かれたものである。
続くハウのお披露目となったアコースティック・ギター・ソロ「クラップ」はライヴ録音で、彼が敬愛してやまないナッシュビル・ギターの名人チェット・アトキンスの影響を素直に表現したカントリーピッキングの技巧が聴ける。(原題「The Clap」は誤植。これでは俗語で「淋病」の意味になる。本来は冠詞「The」を付けず「Clap = 拍手」)
初の組曲形式を取った「スターシップ・トゥルーパー」は、アンダーソンとスクワイアの曲を結合させ、ハウの壮大な3コード・ソロをエピローグに添えた大作。
「アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープル」はトラディショナルな前半、ワイルドなシャッフルの後半と、極端なコントラストの小組曲。ライヴ映えする、代表曲の一つ。前半の「ユア・ムーヴ(邦題:心の光)」はシングル・カットされスマッシュ・ヒットとなった。
「ア・ヴェンチャー」は、後年のライヴでも殆ど演奏されていない。トニー・ケイがピアノ・ソロを聴かせる小品。
「パーペチュアル・チェンジ」は変拍子対位法などの技巧が盛り込まれている。それと同時にジャズの影響も色濃く感じさせる。
前2作の不発で窮地に立たされていたイエスは、本作で起死回生の結果を出した。全英4位〔、アトランティック・レーベルの本拠地アメリカでもトップ40に入るヒットとなり〔、契約の続行と活動の場を大きく広げるチャンスを手にした。
しかし、オルガンピアノに固執し、当時台頭を始めたメロトロンモーグ・シンセサイザーの導入に消極的だったトニー・ケイは、バンドの意向に応えられず脱退していった。
== 収録曲 ==
;A面
# ユアーズ・イズ・ノー・ディスグレイス - ''Yours Is No Disgrace'' (Yes)
# クラップ - ''Clap'' (Howe)
# スターシップ・トゥルーパー - ''Starship Trooper''
## ライフ・シーカー - ''Life Seeker'' (Anderson)
## ディシルージョン - ''Disillusion'' (Squire)
## ワーム - ''Würm'' (Howe)
;B面
# アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープル - '' I've Seen All Good People''
## ユア・ムーヴ~心の光~ - ''Your Move'' (Anderson)
## オール・グッド・ピープル - ''All Good People'' (Squire)
# ア・ヴェンチャー - ''A Venture'' (Anderson)
# パーペチュアル・チェンジ - ''Perpetual Change'' (Anderson - Squire)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イエス・サード・アルバム」の詳細全文を読む




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