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イエロ ( リダイレクト:フェルナンド・イエロ ) : ウィキペディア日本語版
フェルナンド・イエロ

フェルナンド・ルイス・イエロ(Fernando Ruiz Hierro, 1968年3月23日 - )は、スペインの元サッカー選手。選手時代のポジションはディフェンダー(センターバック)、ミッドフィールダー(守備的ミッドフィールダー)。
愛称は機関車。因みに、「hierro」とはスペイン語で「鉄」と言う意味がある。競り合いや空中戦に強く、長きにわたってスペイン代表レアル・マドリードの守備の要として活躍した。身長187cmと大型のディフェンダーであったが、フィジカルだけではなく繊細なテクニックも特徴的であった。フリーキックペナルティーキックも得意で、スペイン代表での通算得点数はラウルに抜かれるまで歴代1位だったほか、1991-92シーズンはリーグ21得点を挙げてマノロに次ぐ得点ランク2位となった。また、スペイン代表やレアル・マドリードのキャプテンとしても評価が高く、他の選手からの人望も厚かった。
兄のマヌエルもサッカー選手でセンターバックをしており、マラガCFレアル・バリャドリードなどに所属してプリメーラ・ディビシオンで174試合に出場している。
== 経歴 ==

===選手時代===
1968年3月23日スペインの都市ベレス=マラガ生まれ。地元クラブのベレスでサッカーのキャリアをスタートし、1987-88シーズンにレアル・バリャドリードへ移籍してプリメーラ・ディビシオンにデビューした。
1989-90シーズンにレアル・マドリードへ移籍した。1997年から始まったUEFAクラブ・フットボール・アワードでは、初代の最優秀DFに選ばれた。1989年9月20日に行われたポーランドとの親善試合でスペイン代表デビューし、その後もFIFAワールドカップ4大会で招集された。1998年にアンドニ・スビサレッタからキャプテンを引き継ぎ、日韓W杯ではスペイン人唯一の大会オールスターチームに選出された。
マヌエル・サンチス・オンティジュエロが引退した2001年からはクラブでもキャプテンに就任し、強力なメンタリティでクラブの銀河系政策により集められた移籍組とチームの古株組をまとめあげ、チームの精神的支柱となった。更に、展開力に優れていたイエロは、DFラインから豪華なタレントを擁する前線にボールを供給する攻撃の起点の役割を果たした。また、非常に攻撃的なロベルト・カルロスの攻撃参加をフォローするための巧みなDFライン形成やラインコントロールを担い、更に的確なポジショニングから強靭なフィジカルを活かしたマークで、クロード・マケレレイバン・エルゲラらと共に攻撃偏重のチームの守備を支えた。その一方で、守備陣への低待遇への不満からクラブ側と衝突を繰り返した事や年齢的な衰えから、2002-03シーズン終了後には契約更新のオファーはなかった(同じく守備要員であったマケレレも程なくして移籍している)。そのため、シーズン終了後、契約満了に伴いカタールのアル・ラーヤンSCへ移籍した。2004-05シーズンにはイングランド・プレミアリーグボルトン・ワンダラーズFCへ移籍し、再びプレーの場をヨーロッパへと移した。
そしてシーズン終了をもって引退を宣言した。最終所属クラブとなったボルトンでは、DFラインではなく、守備的ミッドフィールダーでプレー。既に36歳であったが、レギュラーとして高いパフォーマンスを披露した。イエロ本人の活躍はもちろんだが、UEFAカップの出場権を得たことで選手層の確保が必要だったこともあり、クラブは契約更新のオファーを出したがイエロは引退を決意していた。引退に際して、レアル・マドリードのキャプテンを引き継いだラウルは「彼は歴史に残るプレーヤーだった」と語った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フェルナンド・イエロ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fernando Hierro 」があります。




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