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イオノプシス属 ''Ionopsis'' はラン科植物の分類群の一つ。着生植物で小さな偽球茎を持ち、小柄な花を多数着ける。 ==特徴== 多年生草本で着生植物〔以下、主として唐澤監修(1996)p.298〕。偽球茎は小さく、基部の鞘に隠れる。偽球茎基部の鞘には大きな葉身が発達し、また偽球茎の先端にも一枚の葉身を持つが、これを欠く例もある。 花は偽球茎基部の鞘の内側から伸び出す花茎の先に多数を着ける。花は小柄で、萼片と側花弁は小柄、唇弁のみがよく発達する。側萼片の基部は互いに融合して袋状となり、メンタムを形成する。唇弁は三裂し、中裂片のみが大きく広がって倒心形をなす。側裂片は不明瞭で、その基部に一対の隆起がある。花粉塊は二個でロウ質。 学名はion(スミレ)とopsis(似る)からなり、花の色と形がスミレを思わせることに依る。洋ランとしての略称は ''Inps.'' である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イオノプシス属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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