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イガガヤツリはカヤツリグサ属の一種で、海岸近くに見られる雑草である。多数の小穂が集まった様子がクリのイガのように見える。 == 特徴 == 一年草-多年草で、湿ったところによく生え、土壌の種類を選ばない〔竹松哲夫・一前宣正 共著 『世界の雑草〈3〉単子葉類』 全国農村教育協会、1997年、p.167-168、ISBN 9784881370667〕。 根茎は短く、数本の茎がまとまって出る。ただしそれほど大きな株を作るものではない。根出葉ははじめは発達するが、花茎が伸びると次第になくなる。花茎は真っすぐに立ち上がり、断面は三角をしている。 花序は花茎の先端に一つ着く。1-2.5cmの扁平な線形の小穂が頭状に集まり穂状花序を形成する〔。その様子が一点から尖った小穂が突き出すようになるので、和名はこれをイガに見立てたものである。花序の基部からは小穂より長く葉状によく発達した苞が数枚出る。 小穂は左右から偏平、長さ10-25mm、披針形で先がとがり、20-40の小花を2列につける〔。鱗片は狭卵形、その一部は赤錆色になる。果実は黒く熟し、倒卵形、断面は三角で稜が主軸を向く。柱頭は2。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イガガヤツリ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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