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イキサゾミブ(Ixazomib、開発コード:MLN9708)は経口プロテアソーム阻害剤の一つである。再発・難治性の多発性骨髄腫治療薬として開発されている。ホウ酸基をクエン酸で環状に包み込んだイキサゾミブクエン酸エステルが製剤に用いられている。週1回の服薬で効果が期待出来る。2015年7月に米国で承認申請され、同年9月に優先審査指定された。2015年8月には欧州で販売許可申請が受理された。 ==構造== N-末端を保護されたジペプチドであり、2,5-ジクロロ安息香酸―グリシン―“カルボン酸をホウ酸に置換したロイシン”の順で結合している。クエン酸エステルは、クエン酸β位のカルボン酸及びアルコール基がホウ酸基と縮合して5員環を形成している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イキサゾミブ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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