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イギリス国鉄クラス322電車(British Rail Class 322)は、1990年に4連5本が製造されたイギリス国鉄の近郊形電車。同じイギリス国鉄のクラス321電車、クラス456電車、クラス150気動車とともに、車体は全鋼製のイギリス国鉄マーク3客車をベースとして設計されている。 ==製造の経緯== 1980年代後半、イギリス国鉄では、ウェスト・アングリア本線ビショップス・ストートフォード~ケンブリッジの電化と合わせ、沿線にあるスタンステッド空港へ、途中のスタンステッド・マウントフィチェット駅からの支線を建設し、ロンドン・リヴァプールストリート駅から直通のシャトル列車を運行する計画を進めていた。 このシャトル列車は専用車輌で運行することとしたが、コスト削減の為、ウェスト・コースト本線や、グレート・イースタン本線向けに増備が進んでいたクラス321電車を空港輸送向けにマイナーチェンジした車輌を製造することとなった。このような背景で登場したのがクラス322電車である。 製造されたのは4連ユニット5編成。クラス322としての製造されたのはこの20両のみのため、番台区分は無い。 クラス321のマイナーチェンジ車であるので、車体は前述のクラス321とほぼ同じである。車内の約2/3が1等室となる先頭車(Driving trailer Composite Open(DTCO))に、全室普通車の付随車(Trailer Standard Open(TSO))、中間電動車(Motor Standard Open(MSO))、先頭車(Driving trailer Standard Open(DTSO))を各1両連結した4連ユニットを組み、TSOのMSO側の貫通路の両側にトイレが設置されている。最高速度はベースとなったクラス321と同じく100mph(約161km/h)に設定されている。 ネットワーク・サウスイースト(NSE)に属するルートであるが、通常のネットワーク・サウスイースト塗装では無く、白地の車体の窓下に緑の太帯・細帯を入れ、向かって左側になる先頭車側面に「Stansted Express」のロゴを、右側になる先頭車に「Network SouthEast」のロゴを入れた特別塗装とされた。 1991年5月より、ロンドン・リヴァプールストリートからの空港アクセス列車「スタンステッド・エクスプレス(Stansted Express)」として、6:00~23:00の間、30分間隔(いずれも平日)で運行を開始した。開業まで、宣伝をかねてウェスト・アングリア本線の運用に入っていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イギリス国鉄クラス322電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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