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イクニールド・ウェイ : ミニ英和和英辞書
イクニールド・ウェイ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

イクニールド・ウェイ : ウィキペディア日本語版
イクニールド・ウェイ[ちょうおん]

イクニールド・ウェイIcknield Way)はイングランドの古道である。イングランドでは最古の道の一つと考えられている。
ノーフォークからウィルトシャーへ、南イングランドを東西に結んでいる。この道は、バークシャー・ダウンズ(:en:Berkshire Downs)やチルターン丘陵のような白亜層の斜面(chalk escarpment)に沿って通じている〔。ただし、その正確な経路はよくわかっていない〔。

==概要==
イクニールド・ウェイ(Icknield Way)の名称はケルト起源で、おそらくイケニ族(Iceni)の名に由来する〔。イケニ族が彼らの勢力圏であるイースト・アングリアと、他の地域との交易をコントロールするためにこの街道を作ったと考えられている。
イクニールド・ウェイは、イケニ族の本拠だったイースト・アングリアのノーフォーク地方を起点に、テムズ川上流地域を経由して、イングランド南西部のウィルトシャーを結んでいる〔。正確な経路はわかっていないが、各地に痕跡が遺されている〔。経路の大部分は、イングランド特有の石灰岩地層の崖に沿っていて、チルターン丘陵バークシャー丘陵、ウェセックス丘陵の北縁を通る。経路上にはグリムズ・グレイヴスアフィントンの白馬ストーンヘンジが散在する。
イクニールド・ウェイはイギリス最古の道路の一つと考えられており、少なくとも鉄器時代(西暦43年のローマ人の侵入よりも早く)、ローマ人がブリテン島を征服する前から存在した長距離の道(trackway;踏み固められた道)として数少ないものの一つである。ただし、どのぐらい年代が遡るかについては諸説あり、先史時代まで遡るかどうかには疑問も持たれている。道はアングロサクソン時代を通して使用されていた〔〔〔〔。
なお、名前が似ているが全く異なるものとして、ローマ時代に作られたイクニールド・ストリートがある。これはイングランド南部のウィンチェスターと北部のヨークタインマスを南北に結ぶ街道である。古い史料のなかにはイクニールド・ウェイとイクニールド・ストリートが混用されていると思われるものもある。
また、イクニールド・ウェイを再現したトレッキングコースとしてイクニールド・ウェイパスが近年設けられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イクニールド・ウェイ」の詳細全文を読む




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