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イシガメ属(イシガメぞく、石亀属、学名: )は、イシガメ科の属の一つである。分子系統解析からは、従来のハナガメ属(''Ocadia'')やクサガメ属(''Chinemys'')もこの属に含まれるという結果が得られている。 以下の種が含まれる。 * ニホンイシガメ、''M. japonica'' * ミナミイシガメ、''M. mutica'' * アンナンガメ、''M. annamensis'' - 以前はアンナンガメ属 ''Annamemys'' に分離されていた。 * カスピイシガメ、''M. caspica'' * ギリシャイシガメ、''M. rivulata'' - 以前はカスピイシガメに含まれていた。 * チチュウカイイシガメ、''M. leprosa'' - 以前はカスピイシガメに含まれていた。 ''Mauremys iversoni''として記載されていたイバーソンイシガメは、ミナミイシガメ(大抵は雌)とミスジハコガメあるいは''Cuora cyclornata''(大抵は雄)との間の飼育雑種である。同様にプリチャードイシガメ ''Mauremys pritchardi ''として記載されていたカメはクサガメとミナミイシガメとの飼育ならびに天然雑種である〔。雑種からイシガメ科の種が発生することは珍しいことではないが、プリチャードイシガメについてはまだ議論されていない。イバーソンイシガメは飼育下でのみ見られ、ほとんどの雄が不妊であるため種ではないだろう。 == 系統 == mtDNAを用いた分子系統解析では、本属はハコガメ属の姉妹群となる。内部の系統関係については、次のような結果が得られている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イシガメ属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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