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イシュキック
イシュキック(シュキク)(Ixquic, Xquic) は、マヤ神話の『』に登場する女神の一柱。彼女の名前は「小さな血」「女の血」を意味する。 冥界シバルバーの貴人クチュマキックの娘。 == フン・フンアフプーとの出会い == フン・フンアフプーが冥神フン・カメーとヴクブ・カメーの姦計によって殺された後、切られた彼の首が木に吊されると木の実に変わった。この実の話を聞いたイシュキックが興味をもち、木に近づくのが禁止されていたにもかかわらず1人で木の下に行った。すると木の実の間から、フン・フンアフプーの頭蓋骨が話しかけてきた。木の実がほしいとイシュキックが言って手を差し出すと、頭蓋骨はイシュキックの手に唾をかけた。唾はあっというまに皮膚に吸い込まれた。フン・フンアフプーは「どんな人物もこんな骨だが、その資性は死んでも無くならず、娘や息子に引き継がれていくが、今自分はおまえにそうしたのだ。地上へ行け」と話した。イシュキックは家に帰った。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イシュキック」の詳細全文を読む
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