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イスマーイール2世 : ミニ英和和英辞書
イスマーイール2世[いすまーいーる2せい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 

イスマーイール2世 : ウィキペディア日本語版
イスマーイール2世[いすまーいーる2せい]
イスマーイール2世(Ismail II, ,
1533年? - 1577年11月24日)は、サファヴィー朝の第3代シャー(在位:1576年8月22日 - 1577年11月24日)。第2代君主タフマースブ1世とスルターナ・ベーグムの次男でムハンマド・ホダーバンデの弟。生年は1534年ともされる。
オスマン帝国の戦争に従軍していたが、父の勘気を被り20年程幽閉されていた。父の晩年に王朝では後継者を巡って争いが起きていて、1576年5月に父が死去すると派閥抗争は頂点に達し、生母がグルジア人である異母弟ハイダルとトルコ系のイスマーイールが各クズルバシュに擁立された。しかし異母妹のが首都ガズヴィーンの王宮を占拠してハイダルを処刑、イスマーイールは釈放されシャーに即位した。
ところが即位するとハーヌムを政権から排除、兄弟を始め有力な王族の男子を次々と粛清したり、ハイダルに就いたクズルバシュなど重臣を殺戮したりして周囲の支持を失った。即位から1年後の1577年11月24日に44歳で急死したが、ハーヌムによる毒殺、アヘンの飲み過ぎ、持病悪化など諸説あり真相は不明。兄のムハンマド・ホダーバンデ(盲目だったため後継者候補から外され、イスマーイール2世も見逃したとされる)が次のシャーに擁立された。
== 参考文献 ==

* 永田雄三羽田正『世界の歴史15 成熟のイスラーム社会』P348 - P353、中央公論社、1998年。
* フランシス・ロビンソン著、小名康之監修『ムガル皇帝歴代誌』P280 - P281、創元社、2009年。
* デイヴィッド・ブロー著、角敦子訳『アッバース大王 現代イランの基礎を築いた苛烈なるシャー』P46 - P50、中央公論新社、2012年。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イスマーイール2世」の詳細全文を読む




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