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イセエビ下目 : ミニ英和和英辞書
イセエビ下目[いせえびかもく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [した, もと]
 (adv) under (esp. influence or guidance)
下目 : [しため]
 【名詞】 1. downward glance 2. contemptuous look
: [め, もく]
 【名詞】 1. (1) item 2. division 3. class 4. (2) piece (in Go)

イセエビ下目 : ウィキペディア日本語版
イセエビ下目[いせえびかもく]

イセエビ下目(イセエビかもく、学名: )は十脚目の下位分類群の1つ。イセエビハコエビウチワエビゾウリエビセミエビなど、大型の海生エビ類を含む。
は "A" = 「- が無い」、"chelata" = 「はさみ」で、「はさみがない」という意味をもつ。
かつて Borradaile (1907) により、現在のセンジュエビ下目 と併せてイセエビ下目 (和名は と同じ)としてまとめられたが、別系統であることが判明し Scholtz & Richter (1995) により分離された〔。
== 特徴 ==
全ての種類が産で、おもに熱帯から亜熱帯にかけて分布する。
浅海から深海まで多くの種類があり、成体の体長は数cmほどのヒメセミエビ類から50cmを超えるニシキエビまで種類によって異なるが、体長20cmを超えるものが多く、エビとしては大型である。大型種はどれも食用として漁獲され、重要な水産資源となっているものも多い。
体のみならず、歩脚と第2触角にも外骨格が発達する。第2触角は節が少ない。メスの第5歩脚は卵の世話をするために小さな鋏脚になるが、他の歩脚に鋏はない。
成体に長距離を泳ぐ遊泳力は無く、全て海底を歩行しながら生活する。成体はどれも分厚く頑丈な外骨格をもつ。受精卵は他のエビ亜目と同様にメスが腹脚に抱え、孵化するまで保護する。
孵化したばかりの幼生はフィロソーマ幼生 () と呼ばれ、広葉樹ののような体に長い遊泳脚を持つ独特の形態をしている。フィロソーマ幼生はプランクトンとして海中を浮遊するが、遊泳期間は他のエビ目よりも比較的長く、また数cm程度と浮遊生活を送る幼生としてはかなりの大きさにまで成長し、この時期を活かして分布を広げる。形態や生態が親とはかけ離れているため、19世紀に発見された当初はエビ目の新分類群として記載された。成長した幼生はそれぞれの生息に適した場所に定着し、稚エビに変態して定着する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イセエビ下目」の詳細全文を読む




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