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イソクエン酸脱水素酵素 : ミニ英和和英辞書
イソクエン酸脱水素酵素[こうそ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さん]
 【名詞】 1. acid 
脱水 : [だっすい]
  1. (n,vs) evaporation 2. dehydration 3. dessication 
脱水素酵素 : [だっすいそこうそ, だっすいこうそ]
 dehydrogenase
水素 : [すいそ]
 【名詞】 1. hydrogen 
: [もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
酵素 : [こうそ]
 【名詞】 1. enzyme 

イソクエン酸脱水素酵素 ( リダイレクト:イソクエン酸デヒドロゲナーゼ ) : ウィキペディア日本語版
イソクエン酸デヒドロゲナーゼ[いそくえんさんでひどろげなーぜ]

イソクエン酸デヒドロゲナーゼ(isocitrate dehydrogenase, IDH)は、イソクエン酸2-オキソグルタル酸とを相互変換する酸化還元酵素である。イソクエン酸デヒドロゲナーゼにはイソクエン酸デヒドロゲナーゼ (NAD+)(EC 1.1.1.41)と、イソクエン酸デヒドロゲナーゼ (NADP+)(EC 1.1.1.42)の2種が存在するがクエン酸回路を構成するのは前者の方である。
クエン酸回路を構成するイソクエン酸デヒドロゲナーゼ (NAD+)は二段階でイソクエン酸から2-オキソグルタル酸に変換している。まず、イソクエン酸(二級アルコール)のオキサロコハク酸(ケトン)への酸化をしたのち、続いてこのオキサロコハク酸のβ-カルボキシル基脱炭酸することによりα-ケトグルタル酸へ変換される。
もう一方のイソクエン酸デヒドロゲナーゼ (NADP+)も同じ反応をするが、こちらの反応はクエン酸回路とは関係がなく、ミトコンドリアペルオキシソームと同様に細胞質基質で行われ、補因子もNAD+ではなくNADP+が使われる。
== エネルギー論 ==
どちらの酵素とも反応全体の自由エネルギーは-8.4 kJ/molである。IDHは''Vmax''(最大反応速度)を低下させることなくイソクエン酸の''KM''(ミカエリス・メンテン定数 - 詳細はミカエリス・メンテン式を参照)を低下させる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イソクエン酸デヒドロゲナーゼ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Isocitrate dehydrogenase 」があります。




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