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イタリアン・グレーハウンド : ミニ英和和英辞書
イタリアン・グレーハウンド[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

グレーハウンド : [ぐれーはうんど]
 (n) Greyhound, (n) Greyhound
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

イタリアン・グレーハウンド ( リダイレクト:イタリアン・グレイハウンド ) : ウィキペディア日本語版
イタリアン・グレイハウンド[ちょうおん]

イタリアン・グレイハウンド()はイタリア原産の小型のグレイハウンド犬種。イタリアン・グレーハウンドとも表記される。イタリア名はピッコロ・レヴリエロ・イタリアーノ()。サイズは小さいながら、サイトハウンド犬種のひとつである。
== 歴史 ==
起源はローマ時代ごろと推定され、貴婦人の愛玩犬として人気があった。小型のイタリアン・グレイハウンドは、古代エジプトファラオ宮廷に既に存在していた小型のグレイハウンドの末裔である。たくさんの花瓶や器の絵からこの犬種が描かれており、ラコニア(ギリシア)を通り、紀元前5世紀初期にイタリアに渡ってきたといわれている。この犬種が最も発展したのはルネサンス期貴族の宮廷である。イタリアン・グレイハウンドの絵が偉大なイタリアの巨匠や外国の巨匠の描いた絵画の中に出てくるのは珍しくないことである。
イギリスにはチューダー朝時代に渡り、チャールズ1世アン王女ビクトリア女王などにも愛された。その後イギリスなどの貿易国を通じて世界各国に輸出され、近代になると貴族階級以外の人でも飼育が出来るようになった。また、プロイセンフリードリヒ2世(大王)はイタリアン・グレイハウンドを愛し、没後はポツダムサンスーシ宮殿の愛犬達の隣に葬られることを望んだ。一説では、サンスーシ宮殿で飼われていたグレイハウンドは、イタリアン・グレイハウンドより大きい体高50センチ前後の「ポツダム・グレイハウンド」であるとも言う〔デズモンド・モリス著、福山英也監修『デズモンド・モリスの犬種事典』誠文堂新光社、2007年、419ページ〕。
1880年代には過度な改良によりひ弱で軟弱な体質になってしまった時期もあったが、1890年代に健康な犬種に戻すための再改良が行われ、ローマ時代の健全な姿を取り戻して人気が再加熱した。世界的な人気は今も高い。
日本には江戸時代に初めて輸入され、身分の高い令嬢などに愛された。現在も人気の高い犬種の一つで、毎年国内登録が行われている。国内でもブリーダーから入手することが可能で、愛好家も多く存在する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イタリアン・グレイハウンド」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Italian Greyhound 」があります。




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