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イットー : ウィキペディア日本語版
イットー[ちょうおん]

イットーとは日本競走馬である。高松宮杯スワンステークスの優勝馬で、1973年優駿賞最優秀3歳牝馬1975年に同最優秀5歳以上牝馬に選出された。繁殖牝馬としても大きな成功を収め、二冠牝馬ハギノトップレディ宝塚記念優勝馬ハギノカムイオーらを輩出。「華麗なる一族」と称される牝系中興の祖となった。
半弟重賞4勝を挙げたニッポーキング(父プロント)、シンザン記念優勝馬シルクテンザンオー(父ファーストドーン)、道営競馬で重賞2勝のサクラアケボノ(父ダイコーター)がいる。
注:馬齢は2000年以前に使用された旧表記(数え年)で統一して記述する。
== 出生・幼駒時代 ==
母ミスマルミチは重賞未勝利ながら8勝を挙げた実力馬であり、繁殖初年度となった1970年も、本来は競走生活を続行する予定だった。しかし先に繁殖入りしていた半姉ヤマピット(第28回オークス優勝馬)がわずか1頭の産駒(ボージェスト)しか残さず早世したことを受け、5歳シーズンいっぱいで急遽引退、繁殖入りとなった〔『優駿』62頁。〕。交配されたヴェンチアは前年にフランスから輸入され、日本での供用初年度という新進種牡馬だった。
翌1971年4月19日にミスマルミチは牝駒を出産する。荻伏牧場社長の斎藤隆が、「出産補助のために仔馬の両前脚を掴んだ瞬間『これはただものではない』と直感した」と語る〔『優駿』60頁。〕ほどの好素質馬であった。荻伏牧場は生産馬を馬主に売却して生計を立てるマーケットブリーダーであったが、斎藤が惚れ込んだ本馬は、例外的に牧場所有のままで競走馬となった〔『優駿』61頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イットー」の詳細全文を読む




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